iOS 9では、第三者による不正アクセスを防止するため、セキュリティ機能がさらに強化された。たとえば、iPhoneやiPadで指紋認証システム「Touch ID」を有効にすると使えるパスコードはこれまで4桁だったが、デフォルトで6桁に増えている。組み合わせが1万通りから100万通りに増えたことで、パスコードが見破られる可能性は低下したと言える。 しかしこれまで4桁のパスコードに慣れていたユーザーにとっては、6桁の入力は正直煩わしさもある。特にこれからは寒さが厳しくなり、手袋をした指でタッチ操作をする機会が増えるシーズン。それに伴い、指紋認証よりもパスコードでロック解除するシチュエーションも増えるだろう。