2013年6月から6期首位を守ってきた中国国防科学技術大学(NUDT)の「天河2号(Tianhe-2)」以下、これまでのトップ5はそのまま1位ずつ順位を下げ、日本の「京」は5位だ。 神威太湖之光(以下、神威)の実効性能値は93.01PFLOPSと、2位の天河2号(33.86PFLOPS)の約3倍だ。プロセッサも接続回路もすべて中国純製。260コアのプロセッサを4万1000個搭載し、気象/地球システムモデルの研究やライフサイエンス研究などに活用される。 2位に落ちた天河2号も中国のスーパーコンピュータだが、プロセッサは米Intel製だ。英BBCによると、Intelが昨年、天河2号アップグレードのためのプロセッサの輸出を米商務省に申請したところ、同省は天河2号が核兵器の研究に使われている懸念があるとして却下したという。 中国のスーパーコンピュータ開発は急成長しており、TOP500の1、2位を獲
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