TCP/IPの設計に携わり「インターネットの父」とも呼ばれるヴィントン・サーフ氏が、デジタルコンテンツの保存寿命について懸念しているという(MOTHERBOARD、Slashdot)。 現在デジタルデータの保存に多く使われている磁気ディスクには粘土板ほどの耐久性はない。そのため、仮に紙の経典などをデジタルデータに置き換えた場合、データとしての寿命は紙などよりも短くなってしまう可能性が高い。さらにデジタルコンテンツの多くは、表示のための専用アプリケーションを必要とする。我々はこの難問に取り組まない限り、知識が時とともに消え去ってしまうかもしれないとしている。