【衝撃事件の核心】 最愛の夫を失った悲しみは、判決が出ても癒えることはない。大阪市阿倍野区の路上で昨年1月、ネパール国籍の飲食店経営、ビシュヌ・プラサド・ダマラさん=当時(42)=が殺害された事件の裁判員裁判で、大阪地裁は28日、殺人と窃盗の罪に問われた建築工、伊江弘昌被告(22)に求刑通り懲役20年を言い渡した。これで、共犯3人の1審判決が出そろったが、28日の判決後に記者会見したダマラさんの日本人の妻(38)は「3人の態度をみていると、命を奪ったことの重みが分かっていない」と憤った。先に判決を宣告されていた2人は、すでに控訴しており、妻は裁判の行方を「最後まで自分の目で見届けたい」と誓った。 ■身勝手な言い訳、新たな苦しみ 求刑通りの懲役20年が言い渡されても、妻はほとんど表情を変えることなく、結論を短く手元のノートに書き留めた後は、じっと判決理由に聞き入っていた。 3人の中で最後とな
■ブランデー、果物漬け込み炭酸割り 日本酒、度数下げ強冷/ロックも 暑さが厳しい今夏のアルコール飲料は、ビールを中心に冷たさを強化した「冷え冷え」がブームだ。低アルコール志向のあおりで人気が低迷するブランデーと日本酒が、この「冷え冷え」で巻き返しを図っている。(榊聡美) ◆イメージ一新 「おじさんのお酒」だったブランデーが、おしゃれな洋風居酒屋のバルで「女子酒」として人気を復活させている。果物を漬け込んだブランデーを炭酸で割った「ブランデースプリッツァー」というフルーティーなお酒だ。 「もともとブランデーは、主にワインを蒸留して造られたお酒。果物由来なので当然、果物との相性はいいんです」と話すのは、サントリー酒類スピリッツ事業部の竹内淳さん。 ベースになるのが、カットした果物を1~3日間漬けたブランデーで、家庭でも手軽につくれる。 「夏はパイナップル、冬はリンゴと、1年を通して季節の果物で
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