本日(20日)札幌では、0時50分頃にみぞれが降り、初雪の観測となりました。これは1876年の統計開始以来、1890年と並んで最も遅い観測です。今日これからも、北海道付近は冬型の気圧配置が続き、上空の寒気は更に強まっていきます。そのため、日本海側やオホーツク海側を中心に湿った雪が降る見込みです。既に石北峠など、峠や山間部では雪の積もっている所もありますが、旭川や富良野など、内陸では平地でも、うっすらと雪の積もる所があるでしょう。札幌も明日にかけて、一時的に路面に雪の積もる可能性があります。積もらないまでも、朝晩を中心に濡れた路面の凍結する恐れがあるため、積雪や凍結など路面状況の変化に注意が必要です。 明日は気圧の谷が通過する影響で広く天気が崩れ、函館や室蘭など、太平洋側西部では朝にかけて雪が降り、初雪となるでしょう。一時的に湿った雪が強く降るため、見通しの悪くなる恐れがあり、車の運転は注意
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