ここ数年、冷やした麺を熱いスープで食べさせるつけ麺スタイルのラーメン屋が増えている。水で締められた麺は歯ごたえが増し、余計なぬめりが洗い流され、ダイレクトに麺のうまさが楽しめる。 このスタイル、カップラーメンにも応用できるのではないだろうか。
いざ実食 回鍋肉から食べ始める西太后。 徳齢の手記にしるされたメニューは1つもありませんが、気分は西太后です。 箸がすすむ 18品あるので、絶え間ない味の変化があり、全く飽きません。実際の西太后もめちゃくちゃたくさん食べたらしいですが、「品数が多いといっぱい食べられるよな、わかる〜」と西太后に共感してしまいました。 たたずまいにも貫禄がでてきました 隣のテーブルの人が訝しむような目線を送ってきましたが、次第に気にならなくなってきました。 「少量で食べるのが前提の皿がたくさん運ばれてくる」という、バイキングとはちょっと違う雰囲気です。 輝くジャストサイズメニュー 私は「同じものを鱈腹食べる」もしくは「セットメニューを頼む」を選んできたため、今までジャストサイズメニューを頼んだことがなく、正直「どういう人が頼むんやろ」と思ってきました。 今まで注文したことなかった「ホルモンの味噌炒め」が美味し
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:七色ステーキ 気になる商品を発見 こういうのなんですけども そもそも僕、チルドハンバーグの、お店で食べたり自宅で手作りしたりとは違うみっしり感というか、あれがけっこう好きなんですよ。先日もこんな記事を書かせてもらったくらいで。 で、そんなおかず類が並ぶコーナーで最近よく見かけるようになり、派手に爆発する「極厚」の文字につられてこの「がっつりボリューミーハンバーグ」を手にとってみると、これが想像以上にずっしりと重い。それもそのはずで、総重量がひとつ300gあるんです。 コンセプトが明快で好きだなぁ! と、「にんにく醤油」「特製デミグラス」、両方の味を買ってみました。 それぞれ味わってみましょう。 にんにく醤油味×ガーリックライス 「がっつ
文字盤にNOWとだけ書いてある時計がインスタのリールで流れてきた。 何時だ?と思って見るとNOW、今。 笑 あってるけど、そういうことじゃない。 さっそく海外のサイトで買って、2ヶ月使い続けている。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:生茶を手作りする > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 楽しかったんですよ。 四つ手網を上げるために岡山へ 私は埼玉在住なので、岡山の地はまあまあ遠い。せっかくだからと途中の大阪に数日滞在して、今回の幹事であるナオさんと一緒に取材やらイベントやらをこなしてから、旅の最終目的地として四つ手網へと向かった。 今回のメンバーは全部で7人らしいが、ナオさん以外はまったく存じ上げていない方々。事前に用意されたLINEグループで多少の情報共有はあったのだが、そこは5人だけだったし。 いろいろとふわっとしているが、不安よりも楽しみの方がずっと大きい。四つ手網の小屋とは一体どんな場所で、なにが網に入るのだろう。 新大阪駅から新幹線で岡山駅へ、誘
今年に入ってから、世界中の人と、ポストカードの交換をすることができる「ポストクロッシング」というサービスに登録して、海外の人とポストカードのやりとりをしているのだが、これがなかなかおもしろい。 「ポストクロッシング」とはいったいどんなサービスで、どこがどんなふうにおもしろいのかを、説明させてほしい。 海外から手紙が勝手に届くおもしろさ いま、海外に友人、知人が住んでいたとしても、まずはネットを使って電子メールやらSNSやらでやり取りするのが普通で、わざわざハガキや手紙をやりとりするようなことはしないとおもう。 しかしながら、自宅の郵便受けに海外からのポストカードが入っているのは、電子メールの受信箱にメールが入っているのとはまったく違う、格別の感慨がある。 郵便受けのチェックが日課になる この「海外から手紙が勝手に届く」というおもしろいしくみを、インターネットを使って実現したのが「ポストクロ
1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:明かりを消すとオリオン座になる集合写真 偶然出会うっていうのがよかった いつも使っているマグカップに茶しぶが付いている。 今僕は、自分のだらしなさをインターネットで発表しています。恥ずかしいです 落とさなきゃなーと思うのだけど、マグカップの茶しぶを落とす作業は、僕の中で優先順位が低い。レシートの整理とかまな板の除菌とかしているうちに一日が終わる。 そんな中、ある日コーヒーを飲もうとしたら切らしていて、仕方がないのでココアを飲んだ。 おいしかった。コーヒーを飲みたい欲求も3割くらい満たされた 飲み終わった 飲み終わったのでマグカップを洗う。溶け切らなかったココアの粉が付いているのでスポンジでこすって洗う。する
ちぎれそうな町、いろいろあるけれど、長野県の立科町(たてしなまち)が、日本でいちばんちぎれそうな気がしている。 気になるので、実際に現地まで行ってみた。 ちぎれそうな町とは? 「ちぎれそうってなんだよ」という話だが、ぼくの言う「ちぎれそう」というのは2箇所の領土が、めちゃくちゃ細長い領土でかろうじてつながっているように見える自治体のことだ。 まずは長野県立科町の地図を見てほしい。 黄色いところが長野県立科町 ほら、これ。ちぎれそうだろう。どこかにぶら下げておいたら、下の方が30分ぐらいでボトッと落ちそうな、これが「ちぎれそう」な町だ。 ただたんに、領土が細長いというだけの場所であれば、日本各地にいくつもある。たとえば、静岡県沼津市。 ちぎれそうというか、ちぎれてるとも言える これも、地図でみると今にもちぎれそう……というか折れそうだけれども、実は、沼津市のいちばん狭い場所は、川(狩野川放水
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:商店街の店の数を競う「商店街ブラックジャック」を考えた > 個人サイト ほりげー 小学生の夏休みを思い出す まずは当時の夏休みを振り返る。まだ夏期講習というものを知らない、筆者の小4の夏休みはたしかこんな感じだった。 序盤に宿題をあらかた片づけ、中盤以降に遊ぶタイプ。アリとキリギリスでいうところのアリだ。 これを、ぎゅっと1日にするのだ。 タイムスケジュールをつくる 夏休み直前の学校では「夏休みのタイムスケジュール」を作らされた記憶がある。あれを作るところから始まる。 書きました。タスク系は午前中に済まし、午後はあそび。40日を押しつぶして1日にしたようなタイムテーブルだ。 朝6時起きで6時半からラジオ体操だ。ひゃ~、そうだった。夏休みだからって朝寝坊できないんだっ
あまりグッズ化されていない日陰ディズニーキャラにスポットライトを当てるべく、カチューシャをつくって、ディズニーシーに行った。もともと記事用につくった訳ではなかったが、想像以上にいろんな人に話しかけられ、不思議な縁ができたので記事としてまとめることにした。 友人とディズニーに行くことになった 友人のしずちゃんとディズニーシーに行くことになった。私は絶叫マシンがかなり苦手で、遊園地に行くのは今まで避けてきたのだ。一瞬行くか迷ったが、しずちゃんからディズニーに誘われたのが嬉しかったのと、絶叫マシンもいつか克服したいと思っていたので行くことにした。 せっかくなので何かリンクコーディネートで行こうということになり、話し合いの結果、「グッズ化されていないマイナー作品のカチューシャをつくって、日陰ディズニーにスポットライトを当てよう」ということになった。 しずちゃんがチョイスしたマイナー作品はこちら。
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:エジプト発、超重量級カップ麺を食べる > 個人サイト つるんとしている たまねぎ2.0がきた いきなり厳しいことを言うようですが、たまねぎという野菜は、料理する人のことをあまり考えていないのではと、思うことがあるのです。 だってまず第一に、刻んでいるときに涙が出る。まな板や手にはいやな匂いがつくし、使い切れずに半端に残しておくとキッチンや冷蔵庫に匂いが充満する。野菜の中では比較的長期保存できるとはいえ、剥いてみたら悪くなっているというパターンもままある。これらの一つ一つは「なんとなく使い勝手が悪いなあ」という感じなんですが、いろいろな面倒くささが積み重なって、ずぼらなおれとしてはつい買うのを躊躇してしまいがちな野菜です。 そのへんはキャベツさんとかを見
2年前から歯列矯正をはじめ、先日終わった。子どもの頃に行うイメージだったので、自分でもまさかこんな選択をすると思わなかった。つらい?かと思いきやとても面白い2年間だったのでレポートします。(歯の写真がたくさん出てくるので苦手な方は気をつけてください!) 急にきた「歯列矯正」欲 昔から出っ歯で、横から見ると口がモコっとして気になっていた。が、これがありのままだし…と諦めていた。 前からみても出っ歯なんですが 横から見ると口元がもこっとする。出っ歯あるある。 が、ある日YouTubeを見ていると、全く同じ悩みの人が歯列矯正を終えたレポートをあげていた。出っ歯が改善されている……っていうか大人って歯列矯正していいんだ!衝撃が走った。 20代前半ならお金の面で絶対無理だったが、いま30歳だしお金もゼロではない……でも大人がやってたら引かれないか?いや誰も見てないか!!やってみよー!ということで矯正
鳥取県出身。東京都中央区在住。フリーライター(自称)。境界や境目がとてもきになる。尊敬する人はバッハ。(動画インタビュー) 前の記事:原付バイクで高速道路を走る > 個人サイト 新ニホンケミカル TwitterID:tokyo26 高速道路を使わずに行く 東京から京都に行く場合、新幹線を使うことが多いと思う、あとは夜行バスというのもありだろう。新幹線だと2時間ほどで、運賃は14000円ぐらい、夜行バスだと8時間ほどで数千円〜1万円前後といったところか。 では、原付バイクで行く場合はどうだろうか。原付バイクは高速道路を走ることができないので、一般道をひたすら行くしかない。 試しにグーグルマップで、東京駅から京都駅まで、高速道路と有料道路を使わないという設定で検索してみたところ、中山道を使うルートが12時間55分。東海道を使うルートが11時間17分と出た。 休憩を挟んだとしても、おそらく15時
腰の低い人が好きだ。 自分も普段から腰を低くして日々の生活を送っているつもりだが、上には上がいるもので、世の中にはもっともっと低い人たちがいる(上だけど低い)。そんな腰の低い人たちだけを集めてみたらどうなるだろうか? という訳で、腰の低い人たちだけの飲み会を開催する事にした。 腰の低い人たちの会、略して腰低会(ようていかい)の様子をお届けいたします。どうぞどうぞどうぞ。 ※2005年9月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
ある時から渋谷のスクランブル交差点で記念撮影をする外国の人が増えた。ここは何が特徴なんだろうか。大きな看板が多いこともその一つだろう。 専門家と街を歩くシリーズ、今回は屋外広告の専門家と街を歩いた。街に掲げられた看板にどんな秘密があるのだろうか。 今回渋谷の看板を一緒に見てくれる専門家は屋外広告の会社である光伸プランニングの原壯さん。 広告の製作会社といってもデザインはやらず、印刷も加工も現場(施工)もやる屋外に広告を掲示することの専門家である。 デイリーポータルZウェブマスター林雄司(左)さんと光伸プランニングの原壯さん(右)の3人で歩きます 渋谷駅前は屋外広告だらけ 林 :すでにこのハチ公前広場にあるもの全て今日の話の対象ですよね。 原 :全部看板ですね。 大北:これってどういう仕組みなんですか? 原 :これは媒体(※)売りなので、2週間でいくらと決まってるんです。 ※看板を掲示する場
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:ねるねるねるねで和菓子が“映え”る 数年前の不思議体験 もう少し詳しくお話ししよう。 数年前、どこの街のどこの店だったのかはすっかり忘れてしまったのだけど、ハシゴ酒の途中に出会ったちょっと印象的な出来事があった。 そこは、女将がひとりで営む、カウンターだけの古くて小さな居酒屋。何の前情報もなく、佇まいの良さに吸い寄せられるようにふらりと入り、席に着く。すると目の前にことりと、お通しの小鉢が置かれた。 ……なんだろうこれは? 見たことのない料理だな。メンマの……煮物? そこで女将さんに聞いてみる。 「これはどんな料理ですか?」 「あ、それね。すき焼きの残りにメンマを入れて煮たのよ」 ははは。これだから酒場巡りはおもしろい。 そこは、カウン
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:冒涜のグルメ 〜モスの菜摘をバンズで挟む・他〜 果汁×発泡酒の衝撃! 以前、別のメディアで、「フレッシュフルーツの果汁を搾り、そこにいろいろなお酒を加えてみる」という企画をやったことがあります。 たくさんの発見があって有意義な検証だったのですが、なかでも特に感動したのが「パイナップル果汁×発泡酒」! そのために買った搾り機でパイナップルを搾り グラスに注いで そこに発泡酒を注ぐと ご覧くださいこの美しいグラデーション! 実際に飲んでみると、最初はほんのり、終わりに向けて華やかに香るフレッシュなパインのフレーバーが、たった一杯の発泡酒のなかにドラマチックなストーリーを生み出していました。 さらに特筆すべきは、この泡! 通常、発泡酒の泡って
「録画飲み会」のやり方 簡単にやり方を説明すると ①前半はふつうに飲み会をし、録画しておく ②後半はその動画を見ながら飲む。これだけである 自粛と録画のしやすさも考え、今回はリモート飲み会の形式をとった。 参加者はこちら。郡司さんと鳴海さんは初対面だ。みんな「もう録画してる?」「まずは普通に飲むだけでいいの?」と探りさぐりである。 そして乾杯をした。録画しているが、特に緊張することもない。 本当にただの飲み会だった。「これ見返して面白いかな…?」と途中不安になる。 あっという間に1時間がたった。 後半戦「振り返り」開始 あとは前半の飲み会の様子をみながら、お酒を飲むだけだ。まずは画面共有で録画をうつした。 左が1時間前の私たち、右がそれを見ている現在の飲み会だ。カオスだったので、これ以降は現在と過去の枠をつけます。 まず2人で待っていると 日西さん(過去)が「こんにちわぁ↑↑」と前髪をなお
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