新年明けましておめでとうございます、であるが、めでたい人は少ないであろう。 一見、めでたいように見える人でも、いつ何時、どんな不幸が降りかかってくるか分からない、お先真っ暗物騒至極な世の中である。 どうしてこんな世の中になってしまったのか? アメリカがイラクに手を出してしまったことが、一番の要因であろう。 「イラクのフセイン大統領は大量破壊兵器を持っている」 世界の警察を自負するアメリカは、それを口実にイラクを攻撃、これを占領した。 しかし、いつしか「持っている」は「持っているかも」に変わり、最終的には、 「大量破壊兵器はなかった」 に、完全にひっくり返されてしまった。 「大量破壊兵器がなかったんなら、今まで何のために戦ってきたんだ?」 「石油が欲しかっただけだよ」 そう思われても仕方ない。 そしてこのアラブのアブラが、物騒の炎を世界中に燃え広げさせたわけである。 目的のない戦いは、応仁の
★ わお! 小泉首相も拝一刀(おがみいっとう)もびっくり!? ~ 鎌倉時代の子連れ刺客・浅原為頼!! 人には誰でも譲れないものがあるであろう。 何が何でも成し遂げたい信念があるであろう。 郵政民営化――。 小泉純一郎首相にとって、これだけは絶対に譲れない信念なのである。 平成四年(1992)十二月、小泉は宮沢喜一改造内閣の郵政相に就任した。 「私の祖父も郵政相を務めていたんだよ」 祖父・小泉又次郎(またじろう)は浜口雄幸内閣で逓信相(ていしんしょう。郵政相の前身)を務めていた(「2002年2月号不況味」参照)。 「それなら郵政省のオキテも、よく御存知ですよね?」 そこで何があったかは知らないが、その時から小泉の信念の炎は燃え上がったのは間違いない。 「国に超巨大財布は不必要だ。郵政省は何が何でも真っ先に民営化すべきだ!」 平成十三年(2001)三月、「神の国発言」などで支持率が一ケタまで急
平成十八年(2006)七月五日、北朝鮮は長距離弾道ミサイル「テポドン二号」を含む七発のミサイルを日本海に向けて発射した。 同日、日本は北朝鮮に厳重抗議、万景峰(マンギョンボン)号の一時来航禁止などの経済制裁を発動するとともに、国連安保理に対北朝鮮制裁決議案をたたきつけた。 「絶対に許さーん!」 いつにない日本の剣幕に、アメリカ・イギリス・フランスなどはそろって賛同、中国・ロシアですら北朝鮮に不快感を示した。 「日本の友人の怒りはもっともだ(中国・李肇星外相)」 「ミサイル発射には失望した。こんなのは正常な行為ではない(ロシア・プーチン大統領)」 それでも北朝鮮をかばいたい中国・ロシアは提携、制裁決議案よりも一ランク下の非難決議案を提示し、各国に根回しを始めた。 で、最終的には日本もこれに妥協、十六日(ニューヨーク時間十五日)、非難決議は全会一致で採択されたのである。 これに対し北朝鮮の朴吉
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