仙台市青葉区の仙台国際ホテルの洋食部門に勤務する40代の男性料理長ら3人から暴行を受けたとして、宮城野区の同ホテル従業員鎌田あゆみさん(21)=休職中=が6日、仙台中央署に被害を届け出た。刑事告訴を検討しているという。同署は近く、関係者から事情を聴く方針。 鎌田さんによると、フレンチレストラン「セラン」に勤務していた2016年7~12月、調理場で料理長から「お前の触った物を触ると障害がうつる」と暴言を吐かれ、「息が合わない」と左頬を右手で殴られて鼻血が出たこともあった。今年1月2日には腰付近を蹴られ、転倒したという。 40代の男性従業員には「食材を取ってくるのが遅い」としかられ、顔や首をわしづかみにされたほか、包丁ケースに性的な内容を落書きされた。20代の元従業員の男性からは無理やり頭を押さえ付けられ、ガス台で頭髪を焼かれたという。 ホテルによると、1月2日に鎌田さんから「料理長に暴力を振