復興庁はホームページ上で「国民のさまざまな声や感想を踏まえ、トリチウムのデザインを修正する。このため、当該チラシ及び動画の公開をいったん休止する」と説明した。 同庁の角野然生統括官は14日の参院資源エネルギー調査会で、チラシや動画の作成に関し、電通に発注して費用は「数百万円程度」と説明。「ゆるキャラではなく、科学的根拠に基づく正しい情報を分かりやすく解説するためのイラストの一部」と述べた。共産党の山添拓氏は、トリチウムのキャラクター化について「事故を起こした原発から放出されるトリチウムは親しむべき存在ではない」と指摘した。