anond:20200607214557 2日後の早朝、猫は旅立った。 5時に起きた時にはもう息をしていなかった。 猫の手足は冷たく固まっていたけれど、そっと抱きしめた細い細い身体は温かかった。 夫と二人で猫にがんばったね、お疲れさま、ありがとうと言って泣いた。 前日は猫と一緒に過ごした。 オシッコをしたらペットシーツを替えて身体を拭き、数時間おきに寝返りをさせてマッサージをした。 鼻が詰まったらコットンで拭いたり、赤ちゃん用の鼻吸い器で鼻水を取った。 ごはんを食べる量が減り始めてから昔のように鼻を垂らす事が増え、薬を飲ませてもなかなか治らなかった。 猫の目は薄く開いたまま、静かにベッドに横になってゆっくり大きく呼吸をしていた。 顔をこちらに向けたり起き上がろうとしたりと意識はあった。 口をクチャクチャ動かしたらスポイトで数滴水を飲ませた。頭を支える私の腕に小さな手を乗せて満足そうな顔をし