米短期金利の動きが鈍いことが話題に 為替市場と金利市場は非常に密接に関わっていることが知られています(よく言われる米金利と日本の株価の相関についても、結局は為替市場を介してのつながりなんですよね~)。 最近、米FOMC、スコットランドの独立投票とイベントを経て、為替市場が大きく動いています。方向感としては、ほぼ全通貨に対して円安の展開。 当然ドル円も大きく円安ドル高に傾いているのですが、その大幅なドル高に比べて米金利の上昇(日米金利差の拡大)幅が小さいことが話題になっています。 日米2年金利差とドル円の関係 チャートにするとこうなっています。 先日のFOMCで大きな注目点とされていた「かなりの期間(considerable time)」という文言は引き続き残りました。前回のFOMC会合(7 月末)と全く同様に、「FOMC は引き続き、こうした諸要因に関する評価に基づくと、特に、インフレの予