ウィルコムは8月2日、ソフトバンクと会社更生手続きに伴うスポンサー契約を締結したと発表した。 ウィルコムは2月18日、東京地方裁判所に対して会社更生手続開始の申立をしており、3月12日に会社更生手続の開始決定を受けている。またソフトバンクは3月12日、ウィルコムのXGP事業の譲受とPHS事業におけるコスト削減に対する協力について合意していた。 今回、ソフトバンクは管財人からPHS事業を直接支援して欲しいとの要請を受け、ウィルコムのスポンサーとなることを8月2日開催の取締役会で決定するとともに、同日付で管財人との間でスポンサー契約を締結した。 このスポンサー契約では、ソフトバンクが、ウィルコムに対し事業家管財人を派遣すること、またウィルコムの事業運営および更生計画(更生債権および更生担保権に対する支払総額410億円)の遂行に必要な支援を行うことで合意している。今後のスケジュールは、更生計画案