ここ数年の中国のアプリ市場は、世界中で最も高い成長を遂げた市場と言われており、いまや世界トップクラスの市場規模となった。ただ、中国市場は市場規模が非常に大きいものの、競争も厳しい市場でもある。日本のゲームメーカーはこれまで何度となく中国市場で挑戦したものの、その多くが失敗に終わった。 今回、”日本式”のゲームコンテンツを中国で複数提供し、大ヒットに導いているShareJoy Network Technology CEOの高楠楠氏にインタビューを行い、ShareJoyのこれまでの取り組みや強みなどを紹介してもらいつつ、中国の”オタク”市場に対する見方や取り組み方について話してもらった。 ■中国でACGファン向けにゲームコンテンツを提供 ―――:御社の紹介をお願い致します。 ShareJoy Network Technology(以下、「ShareJoy」)は、2013年に設立されました。設立
『拡散性ミリオンアーサー』や『ケイオスリングス』など、数々のスマホゲームアプリをヒットさせた、スクウェア・エニックス所属のゲームクリエイター・安藤武博氏と岩野弘明氏。そんなふたりが毎週交互に執筆を務める「安藤・岩野の“これからこうなる!”」では、スマホゲーム業界の行く末を読み解く、言わば未来を予言(予想)する連載記事を展開していく。 メディアやコンサルが予想するのとは大きく異なり、ふたりは開発者であるがゆえ、仮説を立てたあとに実際現場のなかでゲームを手掛け、その「是非」にも触れることができる。ゲーム開発現場の最前線に立つふたりは、果たして今後どのような未来を予想して、そして歩むのか。 ■第1回「ここに未来は予言される」 この連載はタイトルのとおり、わたくし安藤武博が業界の「未来」を予言する内容になります。「Social Game Info」(以降SGI)はスマホアプリ・ソーシャルゲーム情報
【UNITE JAPAN 2014】「コンセプト⇔ゲームデザイン どう合わせる?」…ゲームにおける「面白さ」を分解して、様々な角度から見つめ直す本講演 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、2014年4月7日、8日の2日間にわたり、Unity 最大のカンファレンスイベント「UNITE JAPAN 2014」を、ホテル日航東京で開催した。当日はプロの開発者を対象としたものから、ビギナー向けの簡単なものまで、Unityに関する30以上の講演が実施。 本稿では、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社の簗瀬洋平氏が登壇した、「コンセプト⇔ゲームデザイン どう合わせるか?」の模様をレポート。ゲームにおける「面白さ」を分解して、様々な角度から見つめ直す講演内容となった。 ■「面白い」って? 講演を務めるゲームデザイン研究者の簗瀬氏は、これまで多くのシミュレーションRPGのほか、人気アクショ
米国モバイルアプリのマーケティング会社Swrveは、2月26日、モバイルゲーム市場の動向をまとめた最新レポート「THE SWRVE MONETIZATION REPORT」を公開した。 「THE SWRVE MONETIZATION REPORT」は、モバイルゲームで主流のフリーミアムモデル・アプリ内課金のビジネスモデルに注目したレポートだ。 <以下の各数値は、2014年1月時点のものとする。> 同レポートによると、フリーミアムモデルのゲームをプレイするアクティブユーザーのうち、課金率は1.5%、課金者1人当たりの月間課金額は15.27ドル(約1,600円)で、全ユーザーでみると、アプリ内課金の平均額は5.01ドル(約500円)。これより、フリーミアムモデルのゲームをプレイするユーザーのほとんどが無課金者であることがわかった。 さらに、課金者の課金率の詳細をみると、1回目の課金率は48.8
アップルとグーグルのコンテンツ配信サービスである「App Store」と「Google Play」の利用状況を調査しているオランダの調査会社ディスティモ(Distimo、以下Distimo)が、1月23日に発表した最新リポートによると、昨年12月(2012年12月)の全世界のアプリ売上のうち、アジアが41%、北米が31%、欧州が23%を占め、アジアが最も収益性の高いアプリ市場であることが明らかになった。 また、アジアのモバイルアプリ市場での売上は前年比62%増となり、北米の前年成長率が46%増であることから、アジアのモバイルアプリ市場の躍進の姿が伺える。また、アジア市場の中では、日本が最も収益性が高く、韓国、中国、台湾、香港、シンガポール、タイ、トルコ、インドネシア、マレーシアがそれに次ぐ。これは、アジアのモバイルアプリがフリーミアムモデルで索引をしていることが一因だ。 実際に、アジア各国
サイバーエージェント、動画配信型スマホ向け成果報酬ネットワーク「αDrive」の提供開始…スマホアプリに動画広告を配信 サイバーエージェント<4751>のアドテクスタジオは、動画型スマートフォンアフィリエイト広告ネットワーク「αDrive(アルファドライブ)」(提供:CA Drive)の提供を開始した。 「αDrive」は、スマートフォンアプリ内にあるスプラッシュ画面や、ゲームのステージクリア後などに配信される行動完了画面に、5~10秒フォーマットの動画を配信する広告。動画で商品の訴求を行うため、ユーザーの興味関心を高めることができ、商品購入に至る確率を向上させられると考えられるという。 また、ユーザーにインセンティブを付与しない成果報酬型の広告のため、インセンティブを付与する成果報酬型広告と比べ、企業が訴求する商品に対して興味関心の高いユーザーが多く、高い広告効果とLTV(Life Ti
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