妻や子ども、孫らと写真撮影に臨むムサ・ハサヒア・カセラさん(中央)。ウガンダ・ブタレジャ県で(2023年1月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】ウガンダのムサ・ハサヒア・カセラさんは(68)は、自分の子どもの名前をほとんど覚えていない。妻が12人、子どもが102人、孫が578人いるからだ。妻の名前を忘れることさえある。大家族を養うのが負担となっており、今では「もうたくさん」だと感じている。 【写真】カセラさんと妻たち ハサヒヤさんは東部ブタレジャ(Butaleja)県ブギサ(Bugisa)村の自宅でAFPの取材に「当初は笑い話だったが、今では問題になっている」と語った。 「体力が衰え、大家族なのに約8000平方メートルの土地しかない。妻のうち2人は家を出て行った。食事や教育、衣服など必要なものを与えられなかったからだ」 現在無職のハサヒヤさんは、人口約4000