Perl › オブジェクト指向 › 名前衝突防止 オブジェクト指向で書かれたモジュールは、使いやすいことが多いです。オブジェクト指向で書くのは、便利だからであって「関数型の記述が古い」からではありません。 今回からはしばらく、関数型のモジュールにはないオブジェクト指向型のモジュールの利点を挙げていきます。 1. 名前の衝突を防いでくれる オブジェクト指向のひとつ目の利点は、名前の衝突を防いでくれることです。関数型のモジュールのEncodeと、オブジェクト指向型のモジュールのXML::Simpleを比較してみましょう。 Encode Encodeをuseすると、decodeという関数が使用できるようになります。 use Encode; my $string = 'あ'; my $dec_string = decode('utf8', $string); XML::Simple XML::Si