寺子屋ゼミで『菊と刀』についての報告を聞いて、ディスカッション。 もうずいぶん久しく手にとっていないけれど、引用箇所を読み返すと、ほんとうによくできた本である。 ツイッターにも書いたけれど、ルース・ベネディクトはこの文化人類学的研究を文献と日系市民からの聞き取り調査だけでなしとげた。研究の依頼主はアメリカ国務省戦時情報局海外情報部。 戦争に勝つためにアメリカには敵国戦争指導部の意思決定プロセスを知る必要があったし、さらに進んで戦勝後の日本占領のために日本人の考え方・感じ方をしっかり把握しておく必要があった。 同じ種類の仕事を大日本帝国の戦争指導部が行っていたのかどうか。 していなければならないはずである。 だが、外務省の外交史料館や防衛研究所のアーカイブを見ないとわからないけれど、たぶんないと思う。 それがないというのは、はじめから「戦争に勝つ気がなかった」ということである。 だから負けた
日本維新の会の選挙公約が「日替わり」状態になっている。 少し前に、「今度の選挙では告示前日まで選挙公約が二転三転するだろう」とあるメディアに書いた。 どうしてもこれだけは実現したいという政策があるわけではなく、どうしても議席が欲しいから選挙に出ている人たちにとって喫緊の問題は「どういう政策を掲げれば票が集まるか」だからである。 日本維新の会の選挙公約「骨太2013-2016」では焦点の原発問題については「結果的に30年代までにフェードアウト」という意味のよくわからない文言を採用した。 「30年代までに原発ゼロ」は当初橋下市長自身の主張だった。先月24日にそう言明した。その後、原発推進派の石原慎太郎の太陽の党との合流合意で「脱原発依存」についての言及そのものが消えた。 それによって、維新の会の支持者のうち「脱原発」政策に好感していた人々の支持が目減りした。 危機感を持った維新の会は、原発につ
2012-11-27 人づきあい対応型改造人間 http://bukupe.com/summary/7186 これ読みました。 最近の俺は言及ばかりだ。それを可能な限りやらないのが俺の誇りだったのではないか。ごめんよおじちゃん疲れてるんだ。女房は昼間っから酒かっくらって韓流ドラマ見てるし、息子は息子で俺のことバカにしやがるし、娘なんざ俺のことを汚物扱いだ。おまえをこの年まで育ててやったのはだれだっていうんだ。おまえのことを思えばこそ、つらい残業にも耐え、嫌味を言う以外になんらの生きがいもなさそうなクソ部長の仕打ちにも耐え、無事私立の大学まで進ませてやった。その結果がこれか。これが男の四十代ということか。 ……パチンコでも行ってくるか。 などと、テンプレっぽいおっさんのグチを創作してみたら止まらなくなったがみなさんいかがお過ごしですか。俺は乾燥機ががんばって俺の汚れたエキスにまみれた洗濯物を
【Qのネタバレはありません】このエントリにヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのネタバレはありません。 「それは何をやってるの?」 「加持の台詞の抜粋か」 「はい。TV版と、それと新劇場版:破での台詞を抜粋しました。」 「加持リョウジはTV版では7話で出てきて、21話でだいたい死んだんですが、このお兄ちゃんはいったい何をしてるのか? 15話でミサトの発言に『特務機関ネルフ特殊監査部』、また『日本政府内務省調査部』という言葉があります。仮に役職的にはスーパーバイザー、SVだとみなしてみましょう。現場の業務と進行の状況をチェックして上位レイヤーに報告する役です」 「ふむ」 「複数の現場を巡回しながら上位への報告書を書いては送り、書いては送りする仕事なわけですが、7話で登場したときに部局トップに言う台詞が『ダミーも混ぜてあしらっておきました』ってすっかり取り込まれてますよねこれ。つまり”ウィーッスお久し
1968年、千葉県生まれ、茨城県在住。フリーランスライターとして、新聞や週刊誌、医療専門誌などに、医療費や年金、家計費の節約など、身の回りのお金をテーマにした記事を寄稿。本コラムのほか、医薬経済社「医薬経済ONLINE」に連載中。著書に「読むだけで200万円節約できる!医療費と医療保険&介護保険のトクする裏ワザ30」(ダイヤモンド社)など。ライター業のかたわら、庭で野菜作りも行う「半農半ライター」として、農的な暮らしを実践中。 知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴 国民の健康を支えている公的医療保険(健康保険)。ふだんはそのありがたみを感じることは少ないが、病気やケガをしたとき、健康保険の保障内容を知らないと損することが多い。民間の医療保険に入る前に知っておきたい健康保険の優れた保障内容を紹介する。 バックナンバー一覧 団塊の世代の先頭グループ1947年生まれが65歳になり、今年は6
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