日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(94)が3日から2日間訪韓する米国のナンシー・ペロシ下院議長(民主党)に面談を要請した。 日本軍慰安婦問題国際司法裁判所(ICJ)回付推進委員会は3日、慰安婦問題を米国下院が採択した「慰安婦決議案第121号」(HR121号)により解決する必要があるとしてペロシ議長に李容洙さんとの面談を要請する公開書簡を送った。 ペロシ議長は2007年7月米下院で慰安婦問題に対する日本の公式謝罪を促す内容の決議案が全会一致で採択された時も下院議長を務めた。 推進委は今回の公開書簡で「日本政府は米下院決議案第121号の精神と正反対の方向に動いた」として「日本政府は日本だけでなくカリフォルニアなど米国でも歴史教科書と教育課程で『戦時軍事性的奴隷』を隠ぺいすることに積極的に乗り出している」と指摘した。 推進委は「(慰安婦被害者の中で)韓国に残っている生存者は李さんを含