英国国教会のトップであるカンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビーはこのほど、自身が現在の立場にある限り、同性婚に対する自身の見解を述べることは控える意向を示した。 カンタベリー大主教は、英国国教会の主席聖職者であるとともに、世界各国に広がる各聖公会で構成される「アングリカン・コミュニオン(全世界聖公会)」の最高指導者の立場にある。 英タイムズ紙(英語)によると、ウェルビー大主教は、自身の役割はこの問題で何十年間も深く分裂している英国国教会の「一致の要(かなめ)」になることだと述べた。 「私の在任中に(同性婚に対する自身の見解を)言えるようになるかどうかは定かではありません。自分自身の思いを承知しているからには、私は自分自身の見解を述べることができます。また、その見解は変わることがありません」 「しかし、大主教の役割は、一致の要となることです。それは単に便利であるとか、実用的であるとかとい
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