野田聖子女性活躍担当相が10日、ブログを更新し、野田氏の夫が、週刊文春と週刊新潮に「夫が元暴力団員」などと報じられた記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋と新潮社に損害賠償を求めた裁判の判決が確定したことを受け、経緯などを説明する文書を掲載した。 夫側の上告を退けた最高裁の判断は「誠に遺憾」とし、野田氏が関係者から「夫がごく普通の会社員として真面目に勤務し、プライベートも含め、暴力団として活動する余地などなかった」との事実を確認したと主張している。 野田氏はブログで「報道にあります夫が訴えている裁判の件についてご説明致します」と切り出すと、「上告の後、夫が暴力団に所属していたといわれている時期に、夫と交際関係のあった知人、また、夫が勤務していた会社の関係者の方々から詳細な事実関係を確認しました。これにより、当時、夫がごく普通の会社員として真面目に勤務し、プライベートも含め