今回の米国・イラン事態の引き金を引いたのはイラン革命防衛隊だ。3日から始まった米国のガーセム・ソレイマニ氏除去作戦と8日のイランのミサイル反撃の共通部分はイラン革命防衛隊だ。この組織は単なる軍人の集まり以上の集団だ。財閥に次ぐ財力を確保していて、イランで神として崇められている最高指導者によって創設された。 ドナルド・トランプ米国大統領が除去命令を下したソレイマニ司令官は革命防衛隊の精鋭部隊であるコッズ(Qods)軍を率いる核心勢力だった。中東専門家の韓国国立外交院のイン・ナムシク教授は、中央日報の電話インタビューで「ソレイマニはナンバー2のような存在だった」と表現した。神政国家であるイランの名実共にナンバー1は最高指導者のアヤトラ・アリ・ハメネイ師だ。大統領であるハサン・ロウハニ氏がナンバー2のようではあるが、実際には革命防衛隊の責任者がナンバー2だということだ。 革命防衛隊はこの日、イラ
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