本日8/14は私の誕生日である。 そして、ネットで知り合った知人男性の命日でもある。 この日に生まれた私と、この日に命を絶った彼の共通点のひとつとして、「メンヘラ」という単語がある。彼の生前、私たちはこの呼称とも概念とも空気感とも言える単語を介して、同人活動をしていたことがある。 そして私が今こうして文章を公開している場所(メンヘラ.jp)にも「メンヘラ」という単語が踊っていて、時々、批判や中傷を受けることがある。 それは「メンヘラ」に対して「気持ち悪い」「意味が分からない」と感じている人の声もあれば、「メンヘラであることをアピールして活動すること」に対してある種の不謹慎さや、読者に対する悪影響を案ずる人の声もある。いずれにしても私は書き手として、どんな批評も受け止めるつもりでいる。 そのうえで、どうして私がここで文章を書き、公開しているかについて今一度書いておく。 ちょうど、明日はメンヘ
私の親は毒親だった。今のところ、2度と一緒に暮らすつもりはない。 私の親は、世間的に見ればとてもいい親だと思う。2人とも教師という社会的地位の高い仕事につき、学校でも生徒から好かれていた。私にたくさんの習い事や塾へ行くお金を出してくれたし、精神的に病んだ時はいくつもいくつも病院に連れて行ってくれたし、大学に行くお金も出してくれたし、バカなことやって病院に運ばれたりした時も下宿先まで来てくれていた。 そのことに対しては本当に感謝しているし、そこまでしてくれた親を毒親呼ばわりするなんてとんでもないことなのかもしれない。 しかし、確信を持って言える。私の親は毒親なのだと。 私が今苦しくて苦しくて仕方なくて、精神的に病んだ原因になったのは、親なのだから。 ■「勉強こそすべて」という価値観 教育虐待、という言葉がある。 殴る、蹴る、無視する、性的ないたずらをするのではなく、教育を通して子どもを心理的
2016年10月7日、三田労働基準監督署は元電通社員 高橋まつりさん(享年24歳)の自殺について、これを過労死と認定した。 24歳東大卒女性社員が過労死 電通勤務「1日2時間しか寝れない」 クリスマスに投身自殺 労基署が認定 電通は過去にも社員の過労死事件を起こしており、2000年まで遺族との係争を続けていた。今回の事件はその反省が活かされることなく、同じ悲劇が繰り返されてしまったという形になる。ちなみに、前回の被害者も今回と同じ24歳。新卒一年目での自殺…というのも同じパターンだ。 【事例紹介】1991年 電通の過労自殺事件を紹介します。 今回の過労自殺事件が過去の事例と異なり興味深い点は、SNSによる被害の可視化が可能になっていることだ。上の朝日新聞の報道にもあるように、高橋まつりさんはtwitterアカウントを持っており、友人や家族に向けてひんぱんに「つぶやき」を投稿していた。 その
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