2016.04.04 国土地理院が電子基準点786点で観測したガリレオの信号及びGPSの新たな信号を含むデータの提供を開始 カテゴリ:測量 国土地理院は4月1日から、国土地理院ウェブサイトを通じて電子基準点786点で観測したガリレオ(欧州連合の測位衛星)の信号及びGPSの新たな周波数信号(L5)を含むデータを提供している。 地理院では全国の約1,300点の電子基準点で測位衛星の観測を実施しており、観測データの解析による地殻変動の監視や、GNSS測量のための観測データの提供を行っている。 これまでは米国のはGPS、日本の準天頂衛星システム(みちびき)、ロシアのグロナスの測位データが提供されていたが、これに加えてEUのガリレオとGPSの新たな周波数信号であるL5(周波数1176.45MHz)を受信する準備が整った786点の電子基準点から、観測データの提供を開始したもの。 これにより従来ビルや樹