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ブックマーク / shinnji28.hatenablog.com (1)

  • 広田照幸・吉田文・小林傳司・上山隆大・濱中敦子編『大学とコスト―誰がどう支えるのか』(岩波書店)を読了 - 松宮慎治の憂鬱

    標記のを読了した。 国家の財政がひっ迫する中,一体だれが高等教育の費用を負担するのかという論点について,さまざまな視角から議論がなされている。 最も刺激的だったのは,矢野先生の論稿(『第6章 費用負担のミステリー―不可解ないくつかの事柄』)である。 ご存じのように,わが国の高等教育への公財政支出のうち,もっともおおきな割合を占めるのは国立大学への運営費交付金である。 しかしながら,「学生」という視点で見たときには,そのほとんどが私立大学に所属していているのはご承知のとおりである。 この状態について,矢野先生は次のように喝破されている(p.182,赤字は引用者)。 若干の私学助成金があるとはいえ、私立大学の経営は学生人(家計)の負担で成り立っている。そしてもし、受益が人だけに帰属するなら、私立大学は「利己」関係の教育だといえる。しかしながら、高い財政的収益率から分かるように、所得の再分

    広田照幸・吉田文・小林傳司・上山隆大・濱中敦子編『大学とコスト―誰がどう支えるのか』(岩波書店)を読了 - 松宮慎治の憂鬱
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    repunit 2024/04/19
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