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ブックマーク / webmagazine.nedo.go.jp (3)

  • 下水汚泥から燃料ガスを回収・発電 世界初の下水汚泥ガス化発電施設 | NEDO | 実用化ドキュメント

    温室効果ガス87%削減! 増え続ける都市ごみや下水汚泥などの廃棄物処理は、都市共通の課題になっています。その解決手段の一つとして、都市ごみに関しては、焼却とその熱エネルギー利用を同時に行う処理施設の利用が進んでいます(参考)。 しかし、下水汚泥の場合は、焼却されるだけで、エネルギーとしての利用はほとんど行われてきませんでした。一方、下水汚泥の焼却時には、二酸化炭素(CO2)や、その310倍も温室効果のある一酸化二窒素(N2O)が排出されてきました。そこで、メタウォーター株式会社では、NEDOの支援を得て、処理施設からの温室効果ガス削減と下水汚泥のエネルギー利用が可能な「下水汚泥ガス化発電システム」を2007年に開発し、設備導入を行った、東京都下水道局の「清瀬水再生センター」で効果を上げ始めています。 エネルギー源として注目集めるバイオマス バイオマスからつくったエネルギーは、地球温暖化を抑

  • 高効率な省エネ暖房技術 車載用ヒートポンプを完成 | NEDO | 実用化ドキュメント

    「暖房競争」を勝ち抜くヒートポンプの実現 世界的に今後ますます拡大すると考えられるHV(ハイブリッド車)、PHV(プラグインハイブリッド車)、EV(電気自動車)といった環境対応車で、エンジン効率向上(HV、PHVなどの場合)の結果、暖房エネルギーとして利用可能なエンジン排熱が減少しています。さらにEVに至ってはエンジン自体が存在しないため、暖房のために走行エネルギーの一部を直接利用することが避けられなくなっています。最も簡単な暖房装置は電気ヒーターですが、この場合消費電力が大きく、寒冷時には走行エネルギーと同等の電力を消費する場面もあり、冬季の航続可能距離(満充電で走行できる距離)の大幅な低下が大きな問題となっていました。そこで、最も高効率に熱を創出できる暖房手段としてヒートポンプを選定し、NEDOプロジェクトで開発を行ったのが株式会社デンソー(以下、デンソー)です。ヒートポンプは投入エネ

  • 石炭をガス化して高効率化を実現「石炭ガス化複合発電(IGCC)」 | NEDO | 実用化ドキュメント

    発電効率48~50% 石炭消費量20%削減を目指す(従来の最新鋭火力発電対比) 石炭は化石燃料の中で最も採掘可能な埋蔵量が多く、安価な燃料です。また、石油や天然ガスのように資源の偏在性も少なく、石炭の生産国は世界中に多数存在します。しかし、その一方で、他の化石燃料に比べて最もCO2排出量が多く、硫黄や灰分などの環境負荷物質を多く含むという欠点があります。 そこで、NEDOプロジェクトなどを通して、電力会社が研究開発の実施主体となり、三菱日立パワーシステムズ株式会社(以下、MHPS社(当時:三菱重工業株式会社))の技術により、既存の石炭火力発電に比べて石炭使用量が少なく、発電効率が高い次世代の石炭火力発電システム「石炭ガス化複合発電(Integrated coal Gasification Combined Cycle: IGCC)」を開発・実用化しました。技術開発は1983年、一般社団法人

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