Copyright © 2020 Government Pension Investment Fund All rights reserved. ○ 年金積立金管理運用独立行政法人(以下GPIF)では、各資産を組み合わせた資産構成割合を「基本ポートフォリオ」として 定め、これに基づき運用を行っています。今般、2020年度からの第4期中期計画(5ヵ年計画)に向けた、被用者年金一元化 後及び経営委員会発足後初めてとなる基本ポートフォリオを策定しました。新しい基本ポートフォリオは、経営委員会において13 回にわたり議論を重ね決定し、2020年4月1日より適用となります。 ○ 経営委員会での議論を円滑に進めるため、2018年2月より経営委員会の下に経済・金融の専門家からなる検討作業班を設け、 基本ポートフォリオに関連する事項について、多面的かつ包括的、技術的な観点から32回に及ぶ検討を重ねました。
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年金積立金は未来の世代のためのお金 現役世代が納めた年金保険料のうち、年金の支払いなどに充てられなかったものが、将来世代のために積み立てられています。GPIFはこの年金積立金を、国内外 の資本市場で運用して増やしています。年金積立金の運用収益や元本は概ね100年の年金の財政計画のなかで、将来世代の年金給付を補うために使われます。年金財源全体のうち、積立金からまかなわれるのは約1割です。 ※イラストはイメージです。 もっと詳しく知りたい方はこちら:積立金は年金財政の1割 日本は、世界に類を見ないスピードで少子高齢化が進んでいます。そのため、2004年に行われた年金制度改正では、保険料水準を将来にわたって固定するとともに、現在すでに生まれている世代が年金の受給を終えるまでの概ね100年間で、年金財政の均衡を図る方式が導入されました。 積立金は年金財政の安定化に活用することとされています。当初は
(注1)上記数値は四捨五入のため、各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません。 (注2)年金積立金全体とは、年金特別会計で管理する積立金(2024年6月末で3兆3,045億円)を含みます。 (注3)為替ヘッジ付き外国債券及び円建ての短期資産については国内債券に区分し、外貨建ての短期資産については外国債券に区分することとしています。 (注4)オルタナティブ資産の年金積立金全体に占める割合は1.59%(基本ポートフォリオでは上限5%)です。 (注5)約定日ベースで算出しています。また、株価指数先物取引の想定元本等を加味しています。 2024年度第1四半期の運用状況の公表にあたっての宮園理事長コメント 2024年度第1四半期(4月~6月)は、日本銀行による金融政策の正常化への見方が強まったことや、米国連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに対する市場参加者の期待が後退したこと等から、国内外の長期金
分散投資をしていても、1年間だけでみるとリターンがマイナスになることがあります。下の図は、過去に100万円を国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の4資産に25%ずつ投資し、1年間保有した場合の運用成果です。1年間の運用成績をみると、100万円の投資元本を割り込んでしまった年がいくつかあることが分かります。 一方、下の図は、過去に100万円を国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の4資産に25%ずつ投資し、10年間保有した場合の運用成果です。10年間の運用成績をみると、100万円の投資元本を割り込んだことはありませんでした。1年ごとにみると大きな利益が出た年と、大きな損失が出た年がありますが、投資期間を延ばしていくと、良い年と悪い年の運用成果は相殺され、投資期間全体でみると収益が積みあがっていきました。 ※運用コストとして、シミュレーション期間全体について、各資産ごとの管理運用委託手数料(
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