ともに民主主義的価値観を持ち、アメリカと同盟を結ぶ日本とオーストラリア。中国に対抗する日米豪印「クアッド」でも注目を浴びる日豪両国は、どのように「準同盟」と呼ばれるまで関係を深化させてきたのか? 中国への認識ではどんなギャップがあり、どのように収斂していったのか? 新進気鋭の安全保障研究者が検証する。 ◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開中です。 あとがきたちよみ『日豪の安全保障協力』 序章 なぜ日豪の安全保障協力は発展したのか 1.解明すべき問題 2.先行研究と理論的視座 3.本書の議論と構成 第1章 日本とオーストラリアの脅威認識 はじめに 1.日本の対中脅威認識 2.オーストラリアの対中脅威認識 3.「脅威」をめぐる問題 第2章 冷戦期の間接的同盟関係──1945~1989年── はじめに 1.日米同盟と米豪同盟 2.ニクソン・ドクトリン下での協力 3.冷戦期の安全保障協力
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