ムレイワガネグモの1種Stegodyphus dumicolaのメスは、子グモに自分の体を食べさせることで知られる。(解説は英語です) 母の愛は海よりも深い。 大家族で暮らすあるクモは、母親が自分の体を子どもに食べさせることで知られているが、このほど、独身のメスたちも同じ行動をとることが研究により明らかになった。(参考記事:「【動画】子を襲われた母ネズミがヘビを猛攻撃」) そのクモは、南アフリカ共和国に生息するムレイワガネグモの1種Stegodyphus dumicola。大家族を形成し、巣を共有するだけでなく育児も共同で行う。 メスはオスに比べて成熟が遅いため、繁殖可能な状態のメスは全体の約40%だけで、それ以外の独身のメスは姉妹の子の世話をすることになる。その献身ぶりは、私たちの想像をはるかに超えている。(参考記事:「【動画】子グマ2頭を乗せて泳ぐ母グマ、貴重映像」)
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