内定式を実施することによって、企業側も新入社員を本格的に受け入れる体制になり、内定者側も入社への意欲や準備を本格的にするきっかけになる。 今回は、内定式の基本的な流れや、ポイントを紹介すると同時に、最近行われているユニークな内定式の実例を紹介する。 内定式の目的とは そもそも内定式とは、企業側が新卒の社員を迎え入れるための式典である。この式に召集されれば企業からの内定取り消しはほとんどないといっていい。内定式は企業によっては、入社初日に行う場合もある。入社式と内定式を同時に行ったり、内定式を行わずに入社式を行う企業もある。 内定式を行う目的は何だろうか。これは先に述べたようにそれぞれの式典の意味が関係している。 会社の一員としての自覚を促す 内定式の目的とは、主に「内定者の入社意思確認と意識を高める」ことと「企業理解を深め、企業・社員双方の意識を深める」ことにある。また内定式をすることで就