『オトナファミ』June 2009 No.18(エンターブレイン)の特集記事「ぴっかぴかの小学館・学年誌メモリアル」より。『あさりちゃん』の作者・室山まゆみさんへのインタビュー記事の一部です。ちなみに、「室山まゆみ」は、姉・室山眞弓さんと妹・室山眞理子さんの共同ペンネームなのだそうです。 【インタビュアー:子供の頃から二人で絵を描かれてたんですか? 眞理子:ううん。一人だよね。 眞弓:基本的には。 眞理子:漫画を描き始めたのは小学校の高学年の頃でした。今の子供たちと同じようにやっぱり最初はノートと鉛筆で描いてましたね。田舎だから、遊ぶ道具がなかったんです。運動神経鈍いから、あまりほかの子供と一緒に走り回るの好きじゃなかったし。 眞弓:近所に住んでいたのが、男の子ばかりだったんです。 眞理子:いつも一緒にいた女友達2人が、これまた運動神経が鈍いので、4人が各々ごそごそ、ごそごそ絵を描いていま