国際宇宙ステーション9割完成=シャトル帰還で−NASA 国際宇宙ステーション9割完成=シャトル帰還で−NASA 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「エンデバー」は米東部時間21日夜、ケネディ宇宙センター(フロリダ州)に帰還した。NASAによると、国際宇宙ステーション(ISS)の組み立ては体積で98%、重量では90%が完成した。 エンデバーの乗組員6人は14日間の飛行期間中、「トランクウィリティー」(第3結合部)と呼ばれる生命維持装置を備えた居住区画をISSに取り付けた。また、7枚の窓を備えた観測用ユニット「キューポラ」を設置した。 エンデバーの帰還で、残るシャトルの打ち上げは4回となった。山崎直子さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」は4月5日に打ち上げられ、補給物資や実験ラックをISSに運ぶ予定。(2010/02/22-15:43)