小型ロボットアームを組み立て=野口さん、宇宙で仕事始め 小型ロボットアームを組み立て=野口さん、宇宙で仕事始め 国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の野口聡一さん(44)が6日(日本時間)、日本実験棟「きぼう」船外実験施設(EF)に設置する予定の小型ロボットアーム(子アーム)を組み立てた。日本人飛行士で初めて宇宙で年を越した野口さんの「仕事始め」となった。 子アームは全長約2.2メートル。既にEFに設置されているロボットアーム(親アーム、全長約10メートル)の先端で「指」の役割をするもので、昨年9月に日本の無人貨物船「宇宙ステーション補給機(HTV)」で運ばれた。親アームだけではできない細かい作業を行える。 宇宙航空研究開発機構によると、野口さんは船内実験室の中で組み立て作業を実施。船内実験室とEFをつなぐエアロック内に小型アームを納めた。 実際に子アームを船外に出す作業は山崎
「連立解消も」と米に説明=代案なければ現行計画−普天間移設で前原沖縄相 「連立解消も」と米に説明=代案なければ現行計画−普天間移設で前原沖縄相 【ワシントン時事】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に関し、前原誠司沖縄・北方担当相が12月9日に都内でルース駐日米大使と会談し、米側に受け入れ可能な代案が5月までにまとまらなかった場合、社民党と国民新党との連立を解消してでもキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する現行計画を進める用意があると伝えていたことが31日までに分かった。ワシントンに報告された情報として、米政府筋が明らかにした。 鳩山由紀夫首相はこれに先立つ4日、社民党に配慮し、新たな移設先の検討を指示、米側の強い反発を招いていた。前原氏の発言には、この軌道修正を図る狙いがあったものとみられる。非公式の場での発言とはいえ、担当閣僚が連立解消の可能性を米側に言及して
100兆円超の需要創造=成長戦略、400万人を新規雇用−政府 100兆円超の需要創造=成長戦略、400万人を新規雇用−政府 政府は30日、臨時閣議を開き、鳩山政権の新たな経済成長戦略「輝きのある日本へ」の骨格となる基本方針を決定した。2020年までに環境、健康、観光の3分野で100兆円超の需要を創造して400万人以上の新規雇用を創出する目標を提示。基本方針の冒頭で、政治的リーダーシップで新成長戦略を実行する決意を「新需要創造・リーダーシップ宣言」として掲げた。 今後、目標達成に必要な施策の具体化作業を進め、実行計画となる行程表を作成。複数年度予算を視野に入れた中期財政フレームの策定と合わせて来年6月をめどに新戦略をまとめる。 鳩山由紀夫首相は、臨時閣議に先立って開いた成長戦略策定会議で「日本はこの道を進めば大丈夫だという自信、希望を(国民に)持っていただく。『人間のための経済』に変えて
書簡でも「信じて」=鳩山首相がオバマ大統領に−米紙 書簡でも「信じて」=鳩山首相がオバマ大統領に−米紙 【ワシントン時事】29日付の米紙ワシントン・ポストは、複数の米政府当局者の話として、米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、鳩山由紀夫首相がオバマ大統領に書簡を送り、自身を信じてほしいと伝えるとともに、年内の解決を約束していたと報じた。 同紙によると、書簡はホワイトハウスが水面下でこの問題での首相の意向に懸念を伝えた後、送られてきたという。書簡の具体的な日付などについては不明。 同紙は「首相は大統領に2度にわたって信頼するよう求め、年内決着を約束した」と報道。1度は11月の東京での首脳会談で、もう1回が書簡を通じてだったとした。 また、首相が17日にコペンハーゲンで会談したクリントン国務長官から日本の立場に理解を得たと発言したことに関し、「明らかに事実でない」と指摘。同長官が藤崎一郎駐米
普天間、グアム移設を否定=「抑止力の点で無理」−鳩山首相 普天間、グアム移設を否定=「抑止力の点で無理」−鳩山首相 鳩山由紀夫首相は26日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について「現実の中で考えれば、抑止力の観点から見てグアムに普天間のすべてを移設させることは無理がある」と述べ、米領グアムへの移設の可能性を否定した。アール・エフ・ラジオ日本の番組収録で語った。 グアムについては、社民党が移設先候補として政府に検討を求めている。 (2009/12/26-15:13)
首相記者会見要旨 首相記者会見要旨 鳩山由紀夫首相の25日の記者会見の要旨は次の通り。 新しい政権がどのような国を造ろうとし、どんな政策を実行するのか、この最初の本格的な予算編成で国民に具体的にお答えする。「命を守る予算」と呼びたい。この予算をつくりあげていくため、私は三つの変革を行った。まず、「コンクリートから人へ」という理念を貫いた。二つ目は政治主導の徹底だ。三つ目は予算編成プロセスの透明化だ。国債発行額44兆円という財政規律を守るための目標水準を達成することができ、未来への責任を果たせた。来年前半には複数年度を視野に入れた中期財政フレームを策定し、中長期的な財政規律のあり方を含む財政運営戦略をつくり、財政健全化への道筋を示す。国民の声を聞いてマニフェスト(政権公約)を見直した部分もある。しかし、マニフェストの多くは実現できたと思っている。 −ばらまきではないか。 財政規律を守る
完全実施はコメ所得補償のみ=財源難で公約にもメス−来年度予算 完全実施はコメ所得補償のみ=財源難で公約にもメス−来年度予算 政府は2010年度予算案で、深刻な財源難を理由に衆院選マニフェスト(政権公約)の主要施策の必要経費を大幅に削り込む。国家戦略室と財務省を中心に関係省庁に予算規模の圧縮を迫り、総額4兆3767億円だった概算要求を約2兆7000億円に削減。完全に実施されるのはコメ農家への戸別所得補償制度だけとなった。 「子ども手当を全額国費でやるとは公約には書いていない」。野田佳彦財務副大臣は23日、総務、厚生労働両省との閣僚折衝後の記者会見で、子ども手当の財源負担を地方自治体に求めるとの決着について「公約違反」には当たらないと強弁した。中学卒業まで1人当たり月1万3000円(11年度からは月2万6000円)の手当を支給するためには来年度に約2兆3000億円の財源が必要。当初、政府は「
領収書ない支出数千万円=鳩山氏私的使用か−母の資金、課税通報へ・東京地検 領収書ない支出数千万円=鳩山氏私的使用か−母の資金、課税通報へ・東京地検 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、母親から鳩山氏側に提供された資金などの使途のうち、領収書のない支出が年間数千万円あったことが21日、関係者の話で分かった。鳩山氏の個人的な支出だった可能性があるとみられる。東京地検特捜部は母親の資金は贈与に当たると判断、鳩山氏に申告漏れがあったとして、国税当局に課税通報する方針を固めたもようだ。 特捜部は既に最高検など上級庁と協議、刑事処分の方針について了承を得たとみられ、首相の政治日程も考慮した上で、24日にも元公設第1秘書を在宅起訴、鳩山氏らを不起訴処分とする方針。課税通報は刑事処分後に行う見通し。(2009/12/22-00:10)
25%削減、無条件実施を=国連総長が要請、鳩山首相応ぜず 25%削減、無条件実施を=国連総長が要請、鳩山首相応ぜず 【コペンハーゲン時事】鳩山由紀夫首相は18日午前(日本時間同日夜)、国連の潘基文事務総長とコペンハーゲン市内で会談した。潘氏は2020年までに温室効果ガスを1990年比25%削減する日本の目標について「他国の行動にかかわらず、実施に踏み出すことはできないか」と述べ、無条件で実行するよう要請した。 首相は、すべての主要排出国が新たな温暖化防止の枠組みに参加することを実行の前提条件としている。首相は潘氏に対しても「現段階で前提条件を外すことは考えていない。他国により大胆な行動を求めていくために必要だ」と主張、要請には応じられないとの立場を強調した。(2009/12/19-00:28)
「努力だけは認めて」=政権3カ月で鳩山首相 「努力だけは認めて」=政権3カ月で鳩山首相 「すべてがまだ完ぺきとは言えないと思う。一生懸命努力していることだけは認めていただきたい」。鳩山由紀夫首相は16日午前、政権発足3カ月を迎えたことについて、記者団を前にこう訴えた。 米軍普天間飛行場移設問題や2010年度予算編成作業などの懸案に関し「閣僚の中でいろいろと声が上がって、(首相の)指導力がどうだって話がある」と認め、「それは分かっているが、いずれ国民もこの答えが最適だったと分かるときが来ると思う」。重要課題の政策決定で足踏みが目立つことへの理解を求めた。 (2009/12/16-11:18)
危険な小惑星、リストアップ=宇宙の地図作り衛星打ち上げ−NASA 危険な小惑星、リストアップ=宇宙の地図作り衛星打ち上げ−NASA 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は米東部時間14日午前9時9分(日本時間同日午後11時9分)、広域赤外線探査衛星「WISE」を搭載したデルタ2ロケットをバンデンバーグ空軍基地(カリフォルニア州)から打ち上げ、衛星を軌道に乗せることに成功した。地球に接近する恐れのある小惑星などをリストアップするほか、可視光線では見えない暗い天体や遠くの銀河を観測する。 「WISE」は高度520キロの上空で地球を周回しながら赤外線望遠鏡で、約9カ月間にわたり天体が放出する赤外線や熱を探知する。小惑星やすい星の大きさや組成、分布を調べ、地球に接近する危険度の分析に役立てる。 また、恒星になり損ねた「褐色矮(わい)星」も探す。褐色矮星は星の中心部で核融合反応が続かず、徐
野口さん、最終試験合格=ロシア宇宙船の操縦訓練 野口さん、最終試験合格=ロシア宇宙船の操縦訓練 【モスクワ時事】ロシア政府の省庁間委員会は3日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在するため、21日にロシアの宇宙船「ソユーズ」で出発する宇宙飛行士の野口聡一さん(44)が、ソユーズ操縦訓練の最終試験に合格したと発表した。タス通信が伝えた。 先週末の2日間行われた最終試験は、ソユーズで出発してから地上に帰還するまで全過程の操縦能力をチェック。空気供給装置やトイレの故障を修理する試験も行われた。 野口さんは、モスクワ郊外の宇宙飛行士訓練センターでソユーズの操縦訓練を受けていた。ソユーズの乗組員は3人で、野口さんはロシア人船長を補佐するパイロット役を務める。(2009/12/03-19:54)
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