懲戒歴職員含め厚労省非常勤に=分限免職回避へ検討−長妻厚労相 懲戒歴職員含め厚労省非常勤に=分限免職回避へ検討−長妻厚労相 長妻昭厚生労働相は13日、懲戒処分歴のある職員を含め再就職先が決まっていない社会保険庁職員を、年末の同庁廃止後に厚労省の非常勤職員として採用する方向で検討に入った。民間の解雇に当たる「分限免職処分」回避策の一環で、来月中に非常勤職員の一般公募を数百人規模で実施。処分歴のある職員にも応募を認め、面接試験などを経て採用の可否を決めたい考えだ。 国家公務員法などには公務員の身分保障が規定され、内閣には分限免職回避努力が義務付けられている。同庁内には現在、再就職先が決まらず分限免職となる可能性がある職員は600人程度に上り、うち350人程度が懲戒処分歴のある職員となっている。(2009/11/13-12:42)