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ブックマーク / p-dress.jp (4)

  • ニセモノの檸檬を握りしめなければ、生きていくことができなかった

    いまこれを読まなければ生きていけない、と思いながら前のめりにを読んでいた。中学時代に抱いていたそんな想いを、品サンプルの檸檬に託していた。小説家・磯貝依里さんによるエッセイです。 中学生の頃、糊のゆるんだ制服の紺プリーツスカートのポケットに、檸檬をひとつしのばせていた。 スカートの右ポケットにはリップクリームとあぶらとり紙、それからソックタッチの三点セットが入っていて、檸檬を隠していたのは左側のポケットだった。檸檬はてのひらにおさまるほどのサイズだったけれどそれなりに大きかったから、そんなわたしを遠くから眺めると、きっといつも左下半身だけがポコンと奇妙にふくらんでいたのだと思う。 ■騒がしい中学生活の水底で、ひとりを読んでいた わたしの通っていた中学校は市の全体を望む山の中腹にあった。山のてっぺんに建つ小学校と山のふもとに建つ小学校のふたつから生徒の入学する中学で、それはちょうど、上

    ニセモノの檸檬を握りしめなければ、生きていくことができなかった
    rgfx
    rgfx 2019/04/08
  • ”恐怖”という亡霊が生み出す過剰な攻撃性 - 雨宮処凛×斉藤章佳 対談

    雨宮:それを出したのは、もう10年くらい前ですかね。 斉藤:わたしは20年近く依存症の臨床に携わってきたのですが、その背景には、労働問題や貧困問題っていうのがあるんですよね。なので、参考にするために拝見しました。 ■男か女かで価値付けされ、育っていく 雨宮:斉藤先生は多くのメディアで「日社会の根底にはいまだに男尊女卑的な価値観が根付いている」と仰っています。どのようなシーンでそう思うことがあるのでしょうか? 斉藤:これは以前職場のスタッフの結婚式に参加したときの話なんですけど、けっこう古い風習も残っている地方で式が行われて、会場の雰囲気的に「元気な赤ちゃんを早く産め」と言うような見えない圧力を感じました。 斉藤:そういうときの「元気な赤ちゃん」って、男の子がイメージされることが多いと思うんです。 日って生まれたときに男か女かで大きく価値が分かれるっていう価値観がまだ残ってますよね。僕も

    ”恐怖”という亡霊が生み出す過剰な攻撃性 - 雨宮処凛×斉藤章佳 対談
    rgfx
    rgfx 2019/01/10
    痴漢とかロリコンとか、この「恐怖」からの逃避、自分の手で作り出した犠牲者への依存と思える面がなんぼか。
  • フリーランスで働いていたら、保育園へ子どもを不正に預けていると投書があった

    フリーランスの大泉りかさんは、息子を運良く認可保育園に入所させることができた。しかし、それから3カ月後、「大泉りかという人が、不正に保育園に子どもを預けている」という内容の投書が区に届く。なぜこのようなことが起きてしまうのか――彼女自身が感じたこと、改めて大切にしたいことを綴っていただきました。 今年の4月、保育園に入所した時点で、早生まれの息子は生後わずか2カ月半だった。 「もっとも入りやすい」と言われている0歳4月のタイミングに合わせて入所を考えると、どうしても早い時期に手放さざるを得ない。これは、早生まれの宿命だ。 仕方がないことだと頭で理解はしていても、気持ちの上には葛藤があった。生まれてきてまだ3カ月も経っていない、幼くかわいい我が子を手放すことは、想像するだけで自分の身を切られるようだった。 その上、おそらく一生にたった一度しかできないであろう「子育て」という経験をみすみす捨て

    フリーランスで働いていたら、保育園へ子どもを不正に預けていると投書があった
    rgfx
    rgfx 2017/08/24
    ブログをヲチ()してるミソジニー野郎が嫌がらせでそういう投書をした可能性も微レ存
  • 女を磨く離婚道 #4 本当に望むなら「幸せな離婚」は実現できる

    近藤令子さんが「憎しみを残さない離婚」をしようと決めたのは、現代が「SNS時代」だからこそ。離婚前後で変わらず、元夫との共通の友達がWebとリアルで重なり続ける現実。離婚届はサッと出せたとしても、Web上に築いた出来事や人脈を完全に断ち切って、新たな人生を送ることはできません。近藤さん流・幸せな離婚術とはーー。 いま、離婚を考えている人、あるいは既に離婚に向かって走り出している人、そして離婚を終えて新たな人生を歩み出した人、それぞれに何かしらの傷みや辛さや変化を感じていることでしょう。 2013年に離婚を経験した私にとって、離婚とは何だったのか? この文章を書くにあたって、たくさん考えました。 そこで出た結論は、離婚は、私が私らしくあるために必要不可欠な通過点であり、これからの生き方を見つめるための大切な機会だったということです。 それと共に、離婚を前に襲いかかってきた様々な感情と向き合い

    女を磨く離婚道 #4 本当に望むなら「幸せな離婚」は実現できる
    rgfx
    rgfx 2016/10/04
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