成田国際空港は、韓国の製油所から輸入ジェット燃料約5,000キロリットルを受け入れたことを明らかにした。 伊藤忠商事が輸入したもので、輸入ジェット燃料を空港施設へ直接受け入れるのは成田国際空港が初めて。 7月8日に着岸し、荷揚げ前に千葉港頭の桟橋で、また荷揚げ後のタンクで品質確認試験の結果、共同利用貯油施設として取り扱う基準を満たしていることを確認の後、10日以降にパイプラインで空港のタンクへ輸送を開始した。受け入れた燃料はアジア路線の約300便に相当し、6月末時点で燃料の調達ができず就航を断念した、6社の週57便に対しても充分対応可能な量だという。 成田国際空港で給油される航空燃料は、千葉港頭石油ターミナルから四街道石油ターミナルなどを通じ、パイクラインで成田国際空港に送られている。
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