アメリカにはボウフィッシング(Bowfishing)というものがある。 これは決して伝統的なものではなくて比較的新しいレジャーだ。 ボウフィッシングの存在を知ったのは私の記憶が正しければ15年ほど前に釣り雑誌で見たのが最初だと思う。 アメリカの河川や湖などの内水面において外来魚の被害がかなり増えてきている。 ハクレンという中国原産のコイ科の大型魚が大繁殖して様々な被害を及ぼしている現状がある。 ハクレン - Wikipedia 中国四大家魚の一つで主な食性としては草食。日本でも利根川水系などで繁殖が確認されている。 大繁殖してしまうプランクトンを食べてくれるということでアメリカに導入された歴史がある。 大量に発生したプランクトンは季節終わりに一気に死んで腐敗臭を放ち、水質を悪化させる。そういうものの一助になればという安易な考えからハクレンが導入されたわけだが、その結果内水面において他の魚種