NTT東日本は9月25日,19日から21日まで続いたひかり電話のトラブル原因を特定し,報告した。 同社によれば今回大きく二つの部分で不具合があった。一つはひかり電話ビジネスタイプ用の呼制御サーバー。毎秒100コール以上を処理できる設計になっていたが,実装のミスによりある機能を使っているユーザーでは10コール程度で遅延が発生。輻輳(ふくそう)がおこり,つながりにくくなった。 具体的には,「複数ゲートウエイスリップ機能」の実装に問題があった。複数ゲートウエイスリップ機能とは,アナログ回線用のPBX装置にIP網とのゲートウエイ装置を複数接続し,あるゲートウエイ装置につながる回線がすべて話中の場合,残りのゲートウエイに順番に切り替えていくもの。ひかり電話ビジネスタイプのうち,約30のユーザーがこの機能を使っていたが,19日に新規利用を初めたユーザーに多くの呼が集まり,不具合が表面化した。23日にソ
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