6月18日、東京都杉並区の区立杉並第十小学校で、校舎屋上の明かり取り用の天窓から男児が転落して死亡した。すでに報道されているとおり、同種の事故はこれまでにも繰り返し起きている。日経アーキテクチュアが2001年に掲載した記事「事故に学ぶ/繰り返された天窓事故」を、ケンプラッツ読者にお届けする。
大阪市は6月2日、市有施設に設置したエレベーターの閉じ込めトラブル発生率を発表した。2008年1月末時点で、市が管理する市有施設にある2597基のエレベーターには、03年4月~08年1月に255件の閉じ込めトラブルが起こっていた。
鹿島は、建物を下層階から解体する「KC&D(鹿島カットアンドダウン)工法」を開発。東京都港区にある旧本社ビル2棟の解体工法に採用した。「だるま落とし」のように下層階から順々に解体する工法で、従来工法に比べて上層階での作業を大幅に減らせる。騒音や粉じんの飛散の抑制、資源の分別やリサイクル作業の効率アップ、高所作業削減による安全性の向上につながる。足場や仮囲い、タワークレーンが要らないので、建物の規模によってはコストダウンも可能だ。
東京急行電鉄は10月3日、JR渋谷駅東口の旧東急文化会館跡地を中心とする都市再生特別地区の計画案を、周辺地権者と共同で東京都に提出した。地上33階地下4階建て、延べ床面積約14万3000m2、高さ188mの高層複合ビルを建設する計画だ。 計画地はJRや東急東横線の渋谷駅からすぐの場所にあり、容積率800%と900%の商業地域に指定されている。東京急行電鉄は容積率の最高限度を1370%とする計画案を提出した。 計画では、地下3階~地上7階に店舗、8階~14階にミュージカル劇場などの文化施設を設け、15階~33階を賃貸オフィスとする。床面積はそれぞれ約4万5000m2、2万4000m2、6万3000m2だ。地下3階は、2008年6月開業の地下鉄副都心線渋谷駅と接続する。低層階のフロアは周辺道路と行き来しやすいプランとし、歩行者の回遊性を高める。災害時には、劇場やエキシビションホールなど約550
東日本旅客鉄道、三井不動産、鹿島八重洲開発、新日本石油の4社は10月2日、JR東京駅八重洲口で建設が進む2棟の超高層ビル、グラントウキョウノースタワーの1期工事と同サウスタワーが10月末に完成すると発表した。賃貸オフィス部分は大和証券グループ、リクルート、住友信託銀行などが入居予定で、ほぼ満室となっている。11月1日以降にオフィステナントの入居が始まり、11月6日には大丸東京店と飲食施設のグランアージュが開業する。 グラントウキョウノースタワーとサウスタワーは、JR東京駅の八重洲駅前広場を挟んで立っている。ノースタワーは地上43階地下4階建て、サウスタワーは地上42階地下4階建て、2期工事を含めた総延べ床面積は約35万2000m2になる。オフィス部分の賃貸可能床面積は合計で約13万8000m2だ。 2期工事では、現在の大丸東京店が入居している鉄道会館ビルを解体したうえで、ノースタワーの1期
中央官庁では初めてのPFI(民間資金を活用した社会資本整備)による超高層ビル「中央合同庁舎第7号館」が、このほど竣工した。文部科学省、会計検査院として使われる東館と、金融庁と民間のオフィスなどが入居する西館からなる。官庁として使われる部分の総事業費は約880億円だ。
近畿日本鉄道は8月8日、大阪市阿倍野区に高さ約300mの超高層複合ビルを建設すると発表した。完成すると横浜ランドマークタワー(296m)を抜いて高さ日本一の超高層ビルとなる。総事業費は700億~900億円で、2014年の竣工をめざしている。 建設地は、近鉄大阪阿部野橋駅に直結するターミナルビルの旧館部分だ。旧館を撤去し、タワー館(仮称)として建て替える。地上59階地下5階建て、延べ床面積約21万m2の規模で、低層階に近鉄百貨店、中層階にオフィスを配置する。高層階には客室数約400の高級ホテルの入居を予定している。オフィスフロアの延べ床面積は約6万3000m2、1フロアあたりの床面積は約3500m2だ。百貨店の営業面積は既存の新館部分と合わせて約10万m2で、国内最大の規模となる。 さらに、屋上緑化や低層階の歩行者動線を整備し、地域の景観や回遊性を向上させる。外観デザイン設計はシーザー・ペリ
エレベーターに強度の低い鋼材が使われていたことが明らかになったフジテックについて、建築実務者は価格の安さを評価していた。日経アーキテクチュアが読者を対象に調査し、2006年9月18日号に掲載した「建材・設備メーカー採用したいランキング」のビル用エレベーター部門に結果が示されている。
「網戸を閉めていても、室内に蚊が入って来るんです」。5月のある日、日経ホームビルダーが組織する「ゲンバ検証隊」のもとに、東京都に住むOさんから、相談が舞い込んだ。O邸の2階のリビングにある大きな掃き出し窓には、網の部分がプリーツ状に折りたたまれてサッシの端部に格納されるアコーディオン網戸が設置されている。Oさんは、「蚊の侵入はこの網戸に原因があるのでは」という。
4月4日午後6時ごろ、東京都港区の六本木ヒルズ森タワー(地下6階・地上54階建て)で、火災が発生したとの通報があった。森ビルなどによると、51階にあるエレベーターの機械室付近で、一時、煙が充満したという。けが人は確認されていない。警視庁と東京消防庁が原因を調べている。
首都高速道路は1日、現在建設途中の中央環状新宿線・大橋ジャンクション(東京・目黒区)を一般公開した。現場に隣接する桜の名所・目黒川河畔で「目黒川桜まつり」が開催されたことに合わせ、休工となる日曜日に工事の現場を公開したもので、近隣住民や、目黒川を訪れて巨大な建造物を目にした花見客などが来場していた。 中央環状新宿線・大橋ジャンクションの建設現場(今年2月、写真提供:首都高速道路) 展示会場となった同社大橋分室(手前建物)は桜まつりの休憩所としても開放され、来場者に飲み物や首都高グッズなどが配られていた 大橋ジャンクションは中央環状新宿線の南端にあたり、同線と3号渋谷線(東名高速道路に接続)を接続する役割を果たす。完成すれば、東名高速道路方面、渋谷・新宿・池袋の三大副都心、そして東北自動車道方面の間が相互に結ばれ、混雑しやすい都心環状線を通らなくても行き来が可能になる。しかし、既存の3号渋谷
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く