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書評に関するrhizomeのブックマーク (3)

  • ライトノベルを読んでいたら - 焚書官の日常

    「そんなゴミみたいなものを読むなんて君はなんて無意味なことをしてるんだい?」 と、脳内の勝ち組志向のおれが言うのでそれへの答えを考えてみた。 確かに今おれが読んでいるこれは、人生の真理からはほど遠いし、芸術的な価値もほとんどない。まぁ、それはおいとこう。それどころか、エンターテイメントとしても不十分だとも、思う。 ラノベの文章は読者のラノベ常識に頼りすぎていて、それに乗れないと適切に情景を想像することすら難しい。 つまりどこかで読んだ設定・どこかで読んだストーリーに近づくほど受容しやすくなるが、どこかで読んだものならそもそも読む必要がなくなる。 いや…だからそれは問題ではないと言いたいのだ。 どこかで読んだような話を1時間で読み流すようなことを繰り返すと、「あそこの展開が弱いのではないか」「ここは説明が足りない」「折角こういう伏線が使えるのに勿体ない」といった不満が生まれるようになる。ほぼ

    ライトノベルを読んでいたら - 焚書官の日常
    rhizome
    rhizome 2006/07/25
    テクストの快楽
  • 松岡正剛の千夜千冊『聖なる空間と時間』ミルチャ・エリアーデ

    平成になって「趣味の水墨画」という雑誌が創刊され、そこに書のもとになる「朝水墨画人伝」が連載された。あきらかに村松梢風の名著『朝画人伝』(964夜)を意識していた。2年ほどつづいた。それがになった。 改題して『墨絵の譜』となったのは好ましい。サブタイトルが「日の水墨画家たち1・2」。雪舟から始まって、相阿弥・永徳・等伯・宗達・光琳をへて、応挙・若冲・蕭白・蘆雪とたどり、大雅・蕪村らの文人画を鉄斎でしめくくり、明治からは御舟と大観だけを入れている。24人が入選である。 まあ、こういう選抜はいろいろあるもので、その気になればいくらでも入るし、いろいろ落とせもする。著者は近世絵画史の専門家だから、詳しいことを知りたければ、『江戸の画家たち』や『江戸の絵を読む』で遺漏を補えばよい。また、書自体がそれぞれの代表作を採り上げながらも、その解説では前後の画人を補って、それなりの流れが

    rhizome
    rhizome 2006/03/05
    まあ、ちょっと本を読んで受け売りしたがる人にはここ読んで出直してこいって感じですね
  • 「最終回 さよなら絶望対決! 『さよなら絶望先生』vs『死の棘』」日刊!ニュースな本棚|Excite エキサイト: ブックス(文学・書評・本のニュース)

    このマンガ好きだったらこの小説読んでみなよー。この小説が面白いんなら、このマンガ、絶対おすすめ。そんなふうにおもしろいの世界を倍々でひろげていきます。最終回は、絶望の果てに何を見る? なマンガと小説を! 「絶望は死に至る病である」(『死に至る病』)といったのはデンマークの哲学者、セーレン・キルケゴールです。 肉体の死は究極的な死にあらず、終わりのない、精神の死こそが絶対的な死であり、絶望はそこに至る道であるということであります。 前回とりあげた『最強伝説黒沢』の黒沢、『告白』の熊太郎も、絶望に身をよじり、とんでもないことをしでかしました。絶望はたしかに、肉体の死よりもつらい、苦悶への道程なのかもしれません。 人は他者を、理想の自分を、そして自分を取り巻く世界を意識せずにはいられません。自分にないものをそこに見て、もしくは自分を受け入れない世界を呪って、絶望します。絶望とは、人間存在

    rhizome
    rhizome 2005/12/26
    絶望先生とWindと死の棘が同列に並べられてるのが面白い。っていうか何気に氏賀Y太まで並べられてるのはいいのか?(笑)
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