The Mosh teamは26日(米国時間)、Mosh(Mobile shell)の最新版「Mosh 1.2」を公開した。MoshはMIT(マサチューセッツ工科大学)で開発されているリモートターミナルツール。GNU GPL v3のもとオープンソースで公開されている。 サーバを安全に操作する場合、通常SSH(Secure Shell)を使用して作業を行う。Moshは、このSSHの代替ツールとして開発されているソフトウェア。SSP(State Synchronization Protocol) という独自のプロトコルをもっており、SSHよりも高速に動作し、断続的な接続でも動作するといった特徴をもっている。 Mosh 1.2の主な変更点は次のとおり。 コンパイル時に必須だったBoostの削除 SSHの開始時にキーファイルやポートを設定できるよう「--ssh=」の追加。 FreeBSD、Cygw