2月2日は情報セキュリティの日だそうだ。 なんでも、「第一次情報セキュリティ基本計画」が決定したのが2006年の2月2日だということで、残念ながら語呂合わせではないようだが、同日が頭痛の日「ず(2)つう(2)の日」でもあることまでは知らずに制定したのだろう。情報セキュリティ関連法規は、利益にはならないくせに取り扱いが面倒で、それこそ“頭痛の種”になっている会社も少なくないとは皮肉なことだ。一般の人の意識向上を目指すなら、せめてもうちょっと覚えやすい日にすればいいのにと、他人事ながら思う。 しかし、2005年4月に施行された個人情報保護法の宣伝効果のおかげで、新たなビジネスチャンスを見つけ、活発化した分野ももちろんある。なかでも最も分かりやすいのが、シュレッダーを中心とした「情報破棄ツール」である。企業用はもちろんだが、個人や家庭での使用を目的とした小型シュレッダーやそれに準じる機能を持つ様