2013年02月01日18:39 カテゴリ本 アベノミクスを考えるための文献リスト きのうアゴラでも書いたが、日本には19世紀の貨幣数量説をいまだに信じている人がいるようだ。金融政策の効果というのは、私の学生のころから経済学でもっとも激しい論争の行なわれた分野で、「ケインジアン対マネタリスト」という色分けもこれに由来する。学問的にはほぼ決着のついた問題だが、かなりテクニカルなので証券アナリストには理解できないのかもしれない。そこでこういう人も読んでおくべき基本的な文献をリストアップしておこう。マンキュー『マクロ経済学』:マクロ動学をむずかしい数学を使わないで解説した教科書。学部むけ。 齊藤誠ほか『マクロ経済学』:流動性の罠など、日本の状況も解説したニューケインジアンの教科書。学部むけ。 Gali, Monetary Policy, Inflation, and the Business C
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