前澤友作 1975年、千葉県生まれ。高校卒業後、音楽活動の傍ら輸入CD・レコードのカタログ通信販売を開始。98年にカタログ通販サイトへ発展させ、有限会社スタートトゥデイを設立。2000年、通販をオンライン化し、同時にアパレル商材の取り扱いを開始。07年12月、東証マザーズ、12年2月東証一部上場を果たす。すべて本人私物 彼の茶目っ気 前澤友作さんは、撮影で使ったリーデルのグラスを揺らしてから、くいっとワインを流し込んだ。視線はというと、撮影現場のあちこちに配られている。次の準備で全員が雑然を極め、彼はポツンとしていた。 「あっ、これ、まずいわー」 前澤さんのカン高い声が響いたとたん、スタッフたちはキョトンとした。次いで爆笑がおこり、再び全員の意識が彼に集中する──前澤さんは、こういう茶目っ気でうまく注目を集めることのできる人なのだ。 前澤さんはすご腕の起業家として知られている。 ア
先日開催されたTechWaveのスタートアップ忘年会「clubVANGUARD」で、シリコンバレーに進出したChatWorkの山本敏行社長の講演を行った。 (写真は、2012年4月に大阪での講演時のもの) テーマは「シリコンバレーの現実」。 2010年頃からシリコンバレーおよびサンフランシスコのシードアクセラレーターのモデルを踏襲したスタートアップバブルが日本で起っているが、ほとんどが真似するだけで現実味のないものだった。 最も渡米が盛んだった2011年夏から2012年初頭にかけてはアポ無しで現地の投資家や企業に押し掛け、中には英語もほとんどできないなど無茶なグループも多く、日本人に対する悪評も少なくなかったのが現実だ。 いわゆるスタートアップ企業は非常にもろいものだ。大きなリスクを抱え、未来に投資をする。だからこそ逆に、小説や映画のような無茶は禁物になる。もちろんいきなり渡米してビザが下
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