“ブーメラン”が鳩山首相を直撃…衆院予算委 鳩山由紀夫首相(62)は4日の衆院予算委員会で、自身の偽装献金問題を追及された。野党時代の「会計責任者の逮捕は議員本人の責任。議員も辞職すべき」とした他党議員への批判発言を持ち出され、答弁に四苦八苦。政治家自らが襟を正すよう主張した過去の発言が“ブーメラン”のように戻ってきた。委員会初日の低姿勢答弁に続き、国会論戦は防戦に追われている。 早くも青息吐息だ。予算委2日目の鳩山首相は偽装献金問題を厳しく問いただされた。 質問に立った自民党の柴山昌彦衆院議員は、首相が「攻め」オンリーで済まされた野党時代の発言を持ち出した。 民主党代表だった02年に、夕刊紙で鈴木宗男衆院議員の秘書が偽計業務妨害容疑で逮捕された件について、「議員の分身と言われている会計責任者の逮捕は議員本人の責任。改めて(宗男氏の議員辞職を)強く求める」と発言したことを指摘。また03年の