【9月1日 AFP】パリ・パラリンピックの大会組織委員会は1日、セーヌ(Seine)川の水質を懸念して、同日に予定されていたトライアスロンの競技を1日延期して2日に行うと発表した。 パラリンピックのトライアスロンはもともと1日と2日に分けて行われる予定だったが、水質汚染を理由に1日にまとめて行う形に変更されていた。 しかし組織委員会はこの日、「最新の分析の結果、ここ2日間の大雨の影響でセーヌ川の水質が悪化していることが明らかになった」と発表。世界トライアスロン(World Triathlon)と組織委、フランスの関連当局で協議した結果、「パラトライアスロンのメダルが懸かった11のセッションを2日に行うことを決めた」と続けた。 セーヌ川の水質問題はパリ五輪のトライアスロンと水泳オープンウオーター(OWS)でも混乱を引き起こしており、豪雨による高レベルの汚染でいくつかの練習セッションが中止され