マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いでいる。法政大学大学院の白鳥浩教授は「問題の原因は、現場の対応ではなく、あまりにも性急にマイナンバーカードの普及を進める岸田政権の制度設計にある。まずは国民の不安を解消することに全力を尽くすべきだ」という――。 【この記事の画像を見る】 ■岸田政権は国民の声を聞いているのか? 「来年秋の(保険証の)廃止に向けて取り組んでいきたい」と岸田首相はマイナンバーカードを巡る問題が後を絶たない中で、2023年6月12日の国会における答弁を行った。 岸田首相は民意をどう捉えているのだろうか? 民意を尊重し、本当に国民の「人の話を聞く」首相なのか、それとも自らの業績づくりにいそしんで、その当事者である国民の「人の話を聞かない」首相なのか。それが再びマイナンバーカードを巡る問題で試されている。 政府が推し進め、この答弁の2週間ほど前の6月2日に成立させた改正マイナ
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