前回は、TestLinkの基本操作のうち、テストケースの作成に必要な操作について説明しました。続いて今回は、作成したテストケースを実行していきましょう。 はじめに TestLink上でテストケースが作成できたら、いよいよ実際のテスト実行の作業に入っていきます。 図1 TestLinkを使った作業の流れの例 作成したテストを実行するためには、以下の作業が必要です。 実行準備作業 ビルドを登録:テスト対象となる製品ビルドを登録します。 実行するテストケースを決定:今回のテスト計画で実行するテストケースを決定します。毎回のテスト計画でテスト仕様の中のテストケースを全て実行するのではなく、特定のテストのみを実行するといったことが可能です。 担当者をアサイン:各テストケースをどの担当者が実行するかを決定します。 テスト実行作業 テスト対象を操作:テストケースのステップに従って、テスト対象を操作します