最近、ポイントカードにからむ関連キャンペーンが過熱しているようだ。高級外車や家電製品、あるいは大量ポイントが当たるという登録制の抽選はもちろん、「コンビニのコーヒー1杯無料」「発泡酒の新製品1本進呈」「ペットボトル飲料試飲」…次々と案内メールが届く。 メーカーによる販促もあるが、共通ポイントカードの顧客争奪戦も影響しているようだ。最大手のTSUTAYA系「Tポイント」の運営にヤフーが参画。これを追う「Ponta(ポンタ)ポイント」はローソンが中心の三菱商事系だが、来春にもリクルートが合流する。この両陣営に対抗する第三極として、この10月に旗揚げしたのが楽天系の「Rポイントカード」である。 ■“うかうかできない”先発2陣営 Rポイントカードを少し紹介すると、加盟会社はサークルKサンクス、ポプラ、ミスタードーナツ、大丸、松坂屋、出光など多彩。後発だがネットで実績十分な「楽天スーパーポイン