ハバナ(CNN) キューバのフィデル・カストロ国家評議会前議長(84)は10日、米誌との最近の会見でキューバ型社会主義経済の限界を認めたとされる発言に触れ、真意が誤解されたとの考えを示した。地元テレビによると、ハバナ大学での演説で語った。 前議長はこの中で、主旨は逆の意味だったと主張、自ら率いた革命後に進めた社会主義経済路線が今なお有効であるとの考えを表明した。 カストロ氏は、米誌「アトランティック」のジェフリー・ゴールドバーグ氏との会見に先週応じていた。ゴールドバーグ氏によると、前議長は、キューバ型モデルは輸出される価値があるかとの質問に対し、キューバにももはや有効ではないと答えたとされた。この発言は旧ソ連モデルに準じたキューバの社会主義経済路線が後進的になったことを認めたものとして注目されていた。 ゴールドバーグ氏は同誌のブログで、カストロ氏のこの発言に驚き、会見に同席した米外交問題協