コロナ死者、1カ月で7倍 連日200人超、「第6波」に迫る 2022年08月16日20時40分 【図解】新型コロナの死者数 新型コロナウイルス感染症による死者数が、流行の「第7波」で急増している。1日当たりの死者数は1カ月で約7倍に増え、ほぼ連日200人台と、年明け以降の第6波に迫る。各地の病床逼迫(ひっぱく)も深刻で、専門家は「第6波を超える可能性もある」と指摘している。 <新型コロナウイルス都道府県別感染者数・死者数> 厚生労働省がまとめた死者数は、報道各社の集計より少ないが、第6波さなかの2月22日に過去最多となる277人を記録。その後は減少に転じ、4月2日以降は100人を下回る日が4カ月近く続いた。10人未満の日もあった。 しかし、オミクロン株の派生型「BA.5」が広がり始め、感染者が6月末から急増。その結果、死者は7月26日に再び100人を超え、今月9日に250人に達した。15日