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本記事は約4畳(6.5㎡)~20畳(32㎡)程度の小型サーバー室について書いていきます。 サーバーからは熱が発生するため、エアコンが必要というのはよく知られていますが、部屋を冷やすだけなら家庭用のルームエアコンを設置しておけば問題ないよね?と安易に考えてはいけません。 エアコンは高額ですが、大事なデータを守るためには対策が必要です。 私の専門がダイキン製品のため、解説するエアコンはダイキンになります。 管理人:おすけぞー 建築設備機器の専門商社勤務(2007年~) 2級管工事施工管理技士 専門分野 空調機器:ダイキン工業 ダイキン製品の販売からサービス、技術的な問い合わせに対応。 家庭用エアコン・業務用エアコン・エコキュート・セントラル空調製品までダイキン製品を取扱しています。 サーバー室にはダイキンのスカイエアがおすすめ 店舗や事務所の比較的小さいサーバー室であれば、ダイキンのスカイエア
tl;dr 今ある選択肢で十分にHTTPサーバーを書ける 言語組み込みの機能のみでHTTPサーバーを書けるように、デザインされた言語はないと思う サーバー開発に特化した言語があってもいいのではとふと思った はじめに 最近いくつか新規開発をする機会があって言語の選定に頭を悩ませた。要件や状況やチームに応じて言語選択の正解は変わるとは思うので、現実に合わせて妥協するしかないのだが、選択に際してそもそも HTTP サーバーを書くことを意識して設計された言語がないような気がした。いま自分達がHTTPサーバーを作れているのは、汎用プログラミング言語とエコシステムの力、そして開発者の取捨選択と創意工夫のおかげだと思う。それで十分に間に合っていると思う。 なのにどうしてHTTPサーバー用の言語があるかどうかを気にするかと言うと、サードパーティのエコシステムに頼りたくないからだ。それは長期的なメンテナンス
はじめに どもども、インフラ案件で奮闘中の井上弥風(いのうえみふう)です。 現在プロジェクトでELB(Elastic Load Balancing)を使用しており、その内部機能を完全に理解したいと思い、この記事を書きました。 この記事について この記事の最終的な目標は、「ELBとは何か?」を深く理解し、それを自信を持って説明できるレベルになることです。 しかし、ELBを完全に理解するためには、まず基本的なロードバランサーの概念を押さえる必要がありました。 そこで、この記事ではELBの根底にあるロードバランサーとは何かという点に焦点を当てていきます。 ELBの詳細については、この記事の後に公開予定の「ELBってなんやねん」という記事で詳しく取り上げます。 ELBに興味のある方は、ぜひそちらもご覧ください。 記事のゴール この記事を通じて、ロードバランサーがどのようにしてトラフィックの負荷分散
アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、2024年6月20日と21日、国内最大の年次イベントである「AWS Summit Japan」をハイブリッドで開催。150を超えるセッションが展開された。 本記事では、ニンテンドーシステムズによるセッション「Nintendo Switch向けプッシュ通知システムのリプレイス事例」をレポートする。登壇したのは、同社 システム開発部の林愛美氏と坂東聖博氏だ。 2017年のNintendo Switchの発売とあわせてリリースされた「プッシュ通知システム」。同社は、長期運用を見据えて、よりクラウドネイティブなシステムへのリプレイスを決定するが、大量のTCP接続を維持するための様々な課題が立ちふさがった。 本セッションでは、AWS FargateやNetwork Load Balancer(NLB)といったAWSのマネージドサービスを用いた、“最大1億台”級
ハイライト SRE本は分厚く見えますが「SREとは何か」については 106 ページまでにまとまっているのでまずは 106 ページまで読んでみるといいですよ! はじめに 「SREサイトリライアビリティエンジニアリング Google の信頼性を支えるエンジニアリングチーム」は、全550ページにもわたってサイトリライアビリティエンジニアリング(以下、SRE)というエンジニアリング手法とは何か、どのように行うのかについて書かれた本です。 通称「SRE本」とも呼ばれており、SREというものについて知るための最初の一冊なのですが、何と言っても分厚いです。 自分でも気になって読み始めて、私物としても買って読み進めているのですが読み切るのにはかなり時間がかかりそうです。 ただ、全体でⅤ部まであるうちの第Ⅱ部まで読み終わり、ここがキリがよさそうに見えたので今の段階で一度、この本がどのようなことが書いてあって
少し前の話になりますが,お正月に「名言が書かれたおみくじを引く」というような簡単なウェブサービスを個人で作りました. その作成経緯について簡単にまとめてみたのでもし良ければ読んでみてください. 先にそのウェブサイトを見たいという方はこちらをご覧ください 🔮 モチベーション 1.作りたいプロダクトがあった 去年(2020年)のお正月に,名言が書かれた”おみくじ”を対面で配っていたのだけれど,今年(2021年)もみんなで名言おみくじをやりたかった.Webで作ればリモートでもみんなでできると思った. 2.技術的な勉強をしておきたかった Serverless Frameworkを用いたAWS LambdaのIaC管理 AWSでのサーバーレスAPIの構築 DynamoDB CloudFront + S3でのホスティング Nuxt/Typescriptの勉強 作ったもの ボタンを押すと名言が1個でて
HTTPS通信は複数のプロトコル、手法が組み合わされて実現されている。そのため、暗号化手法それぞれのリスク、ブラウザの対応等様々な用件があり、全てを理解するにはちょっと時間とリソースが足りない。結局のところ、我々はどのようにして安全なHTTPS通信を提供できるのか。色々調べていたところ、MozillaがMozilla Web siteに使用する、HTTPSの推奨設定を公開している。 Security/Server Side TLS - MozillaWiki このドキュメントはMozillaのサーバ運用チームが、Mozillaのサイトをより安全にするために公開しているもので、他のサイトにそのまま適用できるかは十分に注意する必要がある。例えばガラケー向けサイトとか。そのまま使えないとしても、HTTPS通信の設定をどうすれば良いか、理解の一助になるはずだ。 この記事は上記MozillaWiki
2024年1月時点のAWSベストプラクティスに従って作成しました 好評でしたら続編も検討します 1. 環境ごとにアカウントを分離する 本番、検証、開発ごとにアカウントを分割しましょう ✕良くない例 ◎良い例 最初にアカウント分割しておかないと、後で分割するのはとても大変です アカウントを分割することで「検証と思って作業したら、実は本番だった」のような事故を減らすことができます コストがアカウント単位で集計されるため、環境ごとのコストを簡単に算出することができます AWS Organizationsを使用することで、各環境に応じた権限設定が簡単にでき、ガバナンスを強化することができます AWSアカウントはAWS Control TowerのAccount Factoryを使用することで、クレジットカード情報を都度入力することなく簡単にアカウントの払い出しが可能です また、AWS Contro
【悲報】AWS認定全冠(12冠)になったけど、Japan AWS All Certifications Engineersにはどうやら選ばれないみたい。 こんにちは、すずきです。 2023年2月に受け始めたMLSから7ヶ月、ようやくAWS認定全冠を達成しました。 ポケモンジムバッジ感どう考えてもオーバーワークだろ…みたいな学習ブログ(参考書を2, 3冊読んでから問題集を解きましょう、Black Beltの動画をできるだけみておきましょう、など)を信じず、問題集中心に勉強を進めた結果、効率よく全冠を達成できました。 私の経歴エンジニア歴4年目。AI研究とインフラ再設計・構築を主に担当しており、アプリケーション開発(フロントエンド、バックエンド)もたまに行っています。 今の会社で働いてちょうど1年くらいになるのですが、前職までは主にモバイルアプリの開発をやっていました。 SQSやS3などの一部
初のnoteでしたが公開直後から想像をはるかに超えるペースで多くの方にご購入いただいております。(想像してた5倍ほど。。。 本当に本当にありがとうございます!!!! さらに嬉しいことに、、、リプでもたくさんの感想もいただいており、本気で感動しております… 引き続き記事の投稿は続けるのでこれからもよろしくお願いします! 最近ガジェット系のnoteも書き始めたのでもし興味があれば覗いてもらえると嬉しいです。 すべて無料で読めます! はじめに はじめまして、くまンモ(https://twitter.com/kumanmoo) と申します。 この度は私のnoteに興味を持っていただきありがとうございます。 普段はAWSを使った仕事しており、 2022年11月にAWS認定全12種の取得が完了しました。 たまにですがQiitaに検証内容を投稿したりもしてます。 このnoteはIT業界未経験の方やAWS
Amazon Web Services(AWS)は、サービスを外部に公開するためのパブリックなIPv4アドレスに対して、1個1時間あたり0.005ドルの課金を今月(2024年2月)からスタートしています。パブリックなIPv4アドレスへの課金は、Amazon EC2、Amazon RDSを含むAWSの全てのサービスが対象です。 1時間当たり0.005ドルは1日当たりに換算すると0.12ドル、1カ月を30日とすると1カ月当たり3.6ドル。1ドル140円換算で1カ月当たり504円です。 パブリックなIPv4アドレスへの課金は昨年(2023年)7月に発表されており、予定通りに実行されたことになります。 参考:AWS、IPv4アドレスの使用に課金、1時間当たり0.005ドル。2024年2月1日から 最大手のAWSがIPv4有料化に踏み切った意味 インターネットで広く使われているIPv4アドレスは、1
Linux技術者認定「LinuC(リナック)」などを実施する特定非営利活動法人エルピーアイジャパンは、実習を通してLinuxサーバー構築の知識を学べる学習用教材「Linuxサーバー構築標準教科書」バージョン4.0.0の公開を発表しました。 「Linuxサーバー構築標準教科書」はクリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0)」の下で公開されており、PDF版とEPUB版は無料でダウンロード可能です(Kindle版と製本版は有料で提供されています)。 独学で読み進められサーバの動作原理やプロトコルを理解 Linuxサーバー構築標準教科書の内容は現時点(2024年2月)で最新のLinuxディストリビューションであるAlmaLinux 9.3、すなわちRed Hat Enterprise Linux 9.3系を前提と
GitHubのデータセンターでは、Mac miniを分解して取り出したメイン基板をラックマウントに使っている GitHubは、コードのビルドやテスト環境などで使えるGitHub-hosted runnerとして、Apple M1チップによる「M1 macOSランナー」を提供しています。 このM1 macOSランナーの実行環境として同社のデータセンターには大量のMac miniが稼働していますが、同社が先月(2023年12月)に公開した動画によると、この大量のMac miniはラックマウントのために分解されてメイン基板が取り出され、専用のシャーシに納められていると説明されています。 GitHubはどのようにしてMac miniをデータセンター内でラックマウントしているのか、動画の内容を紹介しましょう。 Mac miniを分解、メイン基板を専用シャーシに組み込む あるGitHubのオフィス。こ
Amazon Web Services ブログ ゲームベースで学習できる「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner」が日本語で学習可能になりました ※本記事に記載の内容は2023年10月10日の内容に基づいたものです。今後、サービスの更新や変更に伴い、本記事の内容と異なる部分が出てくる可能性がある点、予めご了承ください。 こんにちは!テクニカルトレーナーの室橋です。2023 年もいよいよ 10 月。学びの秋ですね。さて皆様、AWS クラウドの学習を、ゲームベースで行うことができる学習コンテンツの「AWS Cloud Quest」をご存じでしょうか?ゲーム内で、ストーリーに沿って出題されるソリューション構築に関する課題を、実際のAWSのアカウントを使用しながら解いていく、RPGテイストのコンテンツです。 AWS の学習を進めていく際に懸念点になりがちなのが「自分
この記事は? この記事は アイスタイル Advent Calendar 2023/12/15の記事です。 こんにちは。アイスタイルで@cosmeの開発を担当しているエンジニアの村田です。今回は@cosmeでのキャッシュの使い方にも一部触れながら、キャッシュの使いどきと各層での使い方を解説します。 キャッシュの使いどき キャッシュはいわゆる永続層とは異なり、データが揮発しても良い部分に使うようにします。キャッシュには適切なTTL(Time To Live)を設けることで適切な有効期限を設けるとともに、適切なタイミングで更新するようにします。また、キャッシュのサイズが大きすぎるとサーバーのメモリーを圧迫してしまい予期せぬ挙動となることもあるので、不要なキャッシュは残さないようにするほか、サイズだけではなく、キャッシュを行う粒度に関しても適切な設計である必要があります。運用の開始後は、エビクショ
この記事は一休.com Advent Calendar 2023 25日目の記事です。 一休レストランでは、よりスムーズな予約体験の提供を目的とするシステムのリニューアルを進めています。その一環として、2023年10月から、レストラン個別ページの表示から予約までのスマートフォンビューにおいて、バックエンドのサーバをRustで書かれたものに置き換えました。 一休レストランの Rust バックエンドが正式リリースされました。https://t.co/7N4VGv5ej9 このページのスマートフォンビューはバックエンドが Rust で書かれた GraphQL になってます— naoya (@naoya_ito) October 4, 2023 本番運用が始まって3か月近く経ちましたが、これまで安定して継続的な開発と運用ができています。これはRustだからと構えることなく、「ふつう」のバックエンド
概要 ソーシャル経済メディア「NewsPicks」SREチームの中川です。 皆さんはバッチ処理基盤はどうされていますでしょうか。 NewsPicks では少し前まではそれらをEC2、cronの組み合わせで動作させていました。 何年も前からこの仕組みだったのですがSREとしてはEC2の面倒見るのも手間ですし、それ以上にcronを変更する際のオペレーションミスが目立ったのが懸念点でした。 その為、まずはAWSマネージド化するための基盤を整備し、その後バッチアプリを載せ替えていくようにしました。 対応前の基盤構成 同じSREチームの安藤さんが CloudNative Days Tokyo 2023 で登壇されたときの資料をお借りします。 ご覧の通り、大体のサービスはマネージド化していましたがバッチ基盤だけは旧来のままEC2インスタンスを利用していました。 10年モノのサービスのインフラを漸進的
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